渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

ウルトラセブン

2023年12月10日 | open



私と同世代だけでなく、かなり
年下でも、ウルトラシリーズの
中では「ウルトラセブン」が
一番好きだという人が多い。
それは、「ウルトラセブン」が
「ウルトラQ」「ウルトラマン」
等のそれまでの作品とは異質な
「宇宙人と人間」という斬新な
題材だった事が大きいだろう。
そして、絶対に欠かせないのが
友里アンヌ隊員(ひし美ゆり子)
だ。
ウルトラセブンファンでアンヌ
ファンではない人を私は知らな
い。











極めて活動的で勇気ある女性を
ひし美さんは演じきった。
当時7歳だった私もアンヌに恋
をした。

その23年後、ひし美さんから
新宿の中華飯店で老酒をお酌
して奢ってもらう事になると
は、1967年時点では想像もで
きなかった。
「〇〇さん、よろしくお願い
しますね。これは私からの
オ・ゴ・リ」(台詞ママ)
永遠に耳に焼き付いている(笑
だって、私の後ろから肩越し
に覗き
込むようにして耳元で
囁いて
お酒ついでくれたのだ
から(笑

そこらには滅多にいない綺麗
な中華
料理店のおかみさんで
した。


その1990年頃のひし美さんは
こんな感じだった。
声は1967年時と変わらず。

潤いのあるアンヌ隊員の声だ
った。
芸能活動を一時控え、子育て
と新宿南口の中華料理店の専
奥様の時代。
本当に美人だった。父方祖父
幕臣、彰義隊の生き残り。
愛称チャコちゃん(本名から)。



私といえば、1967年時点では
ダンの向かって左側二人目に
る子ども位だった。

(ウルトラ警備隊/1967年)
本編放送はカラーだが、スチール
なの
でモノクロ写真なのだろう。

ウルトラ警備隊の隊服は1967年
時点では未来的
でとてもカッコ
よく見えた。

「地球防衛軍」とかではない。
警備隊だ。これにも作品の含み
の大きな社会的な意味があった。


アンヌ特集。動画の最後のほう、
最終回の衝撃的なシーンがある。

ひし美さんの1967年時の声が
聴ける。セリフ回しがとても
巧い。容姿だけで抜擢された
女優さんではない事が分かる。
アンヌ隊員役は代役としての

急遽決定だったが、ひし美さん
こそが適役だった。代役なので
衣装が前の女優さんに合わせて
作ったままで間に合わず、隊服
がピッ
チピチだった。身長が高
くない
ひし美ゆり子さんだった
が、
本人も自伝で語っていた
うに、結構当時はムチムチだっ
からだ。「胸がきつかった」
と語っている。



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