ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




素晴らしいロックンロールを堪能させてもらってきました。

ステージの上に現れた、相変わらずの笑顔にパワーをもらってきました。

ついでにサインもらってきました。

・・・「なんでケン坊がならんどるん(笑)」って言われました(ノ∀`)。

---追記。---

何とか開演に間に合い、ライブハウスへ入ると、すでにロビーに懐かしい顔が

バンド時代、レコーディングでとーってもお世話になった(レコーディング)エンジニアさんが二人。かれこれ十数年ぶりの再会でした。「あれ!?ケン坊だ、髪切ったの?」とまず驚かれました。そうなんですよね、知り合いって、会わなければずっとその頃のイメージキープですもんね。つまり、お二人にとっては、僕はこの十数年、ずっとあの頃の・・・胸が隠れるほどの長髪のままだったということですね(笑)。

まもなく開演。SEの中、メンバーに少し遅れて出てきたそのボーカリストは、両手を高々と上げたあと、人指し指を一本立てて、「いくぜ」。見覚えのあるしぐさでドラマーに合図を送ります。

ドンッ!っと爆音で演奏が始まったと同時に、彼は、昔と同じように、いや、もしかしたらあの頃よりも若々しいんじゃないかと思うくらい激しく動き、観客をあおり、マイクを握り締めます。昔ずっと背中から見てた、ひと目で彼とわかる、独特のパフォーマンスです。

スピーカーから飛び出てきた、あのぶっとい第一声を聴いた瞬間、僕は「あぁ、もういいや」って思いました。・・・「これだけで、今日、ここに来た甲斐があった」という意味です。変わらぬ姿と、声が、とっても嬉しくてね

パワフルで、かつシンプルなメンバーの演奏もとても素晴らしく、心地よい、あっという間の時間でした。僕は時々昔を思い出しながらも、今の彼の、昔と変わらない生粋のロックンロール・スピリットに触れることができて、ずっと頬がゆるみっぱなしでした。最高のロックンロールを、ありがとう。

MCで「最近CDを作りました。今回のは、実は一番気に入ってる出来です。だからあっちの飲み屋に行っては『ねぇ、ちょっとこれかけてくんない?』、そして、こっちの飲み屋でも『これ、聞かせてもらっていい?』、そして、『ね、もう一回かけて』ってCDを出しまくってるわけです(笑)。とにかく、そのぐらい、気にってるというね(笑)」と笑うと、すかさずベースの岡本さんからツッコミが入ります。「おまえ、かけすぎなんだよ!オレはもうさすがに飽きたよ(笑)!」。バンドならではのMCですよね

CDは今日出来上がってきたのです。本日発売です。だから僕は、キーボードは弾いたものの、その後の仕上がりがどうなったのか聴いていませんでした。でも、このMCを聞いて、やっぱり「うん、もういいや」って思えちゃいました。・・・「彼があそこまで気に入ってるんなら、いいに決まってるもの」、と

終演後、CDを買ってくれたお客さん全員に、本人が一人一人にサインをしてました。なので、僕はマネージャーさんに貰ったCDを持って、こっそりお客さんの列の最後に並んだ、とうわけです(笑)。

列の最後に僕を見つけると彼は「何だよー、観に来れるくらいなら、弾いてくれたらよかったのにー。よし、じゃ次は白いグランドピアノ用意しとくから。」と笑いながら、「ケン坊 ありがとよ」って書いてくれました。昔は僕もこの横に並べてサインを書いていた、懐かしいサインと共に

「ケン坊、近々ゆっくり、メシ行こうよ」と言ってくれたので、「おう、もちろん」と答え、一足先に打ち上げ会場をあとにしてきました。彼と一緒だったSHADY DOLLS時代、全国各地(の赤ちょうちん(笑))で、散々一緒にご飯食べたけど、今はきっとまた違う味がしそうな気がします。

「大矢侑史 月光をだいて」

3曲入り 1500円

お問い合わせ:マゴコロヤ TEL03-5459-4505(間もなくアマゾンでも手に入るようになるそうです。)※参考ブログ「いい、ケン坊で?

僕は3曲全であれこれキーボードを弾かせてもらっています。よろしかったら。・・・でも白いグランドピアノは弾いていません。一体、どういうイメージなんだ(笑)。

 

ではー。



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