ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




中華丼を食べましたd(-_☆)。

・・・で?って(笑)。

---追記。---

***

問題:ライブリハーサル中(又はレコーディング中)にアシスタントさんがあなたに夕食の出前の注文を訊きに来ました。「お好きなものをどうぞ。」と言いますが、さて、以下のうち、決して選んではいけない食事はどれでしょう。5つの中から選びなさい。

A:カレーライス

B:ラーメン

C:中華丼

D:ざるそば(大盛り)

E:餃子定食

***

よろしかったら、ちょっと考えてみてください

チッチッチッ、ポ~ン。

「正解:B。リハーサルやレコーディングは時間が読めないので、予定時間を押した場合にのびてしまうから。時間が経っても食べられるものにしましょう。」

これね、実際にとある音楽の専門学校の定期テストで出題された問題なんですよ(笑)。教えている友人に聞いた時は「うっそだろーっ、こんなことまで教えるの!?」って、ビックリしましたけど

まぁ、確かに暖かい麺類は一応は避けるようにはしてますけど、でも、気心が知れた面子だったりしたの場合は、結構関係なく頼みます(笑)。で、リハーサル途中でも「あ、いけない!ゴメーン、おれラーメン頼んじゃったんだよねー」とさりげなく(?)アピールすると、「オッケー、じゃあ、食べちゃおうよ!」と、すぐに皆が食事にありつけるとうわけです。むしろ、喜ばれたりすらしたりね。なので、何でも良いんです。ただし、気心が知れてないメンツの場合や、先輩達の中で一人だけ「僕、ラーメン。」などと言うと、「コイツ、空気読めないのか」と思われる可能性は確かにありますので、あながち問題は間違いでもありませんが。

また、「誰かと同じものを頼む」というのは、出前が来るまでの時間を短縮できるので、よく使われる手です。例えば10人がバラバラなものを頼むより、「カツ丼10人前」の方が作る手間が楽だし、速いですからね。

というわけで、僕は今日は中華丼にしました。他に同じオーダーの人が何人かいたので。ただ、ちょっとだけわがまま言って、サイドオーダーに餃子は頼みましたが。だって、食べたかったんだもん(笑)。ただ、出前が届いたとき、僕はスタッフさん達と急ぎの打ち合わせをしていて、僕が席に着いたときには、他の皆はもう食べ終わっていたんです。

僕がラップを外していると、仲間の一人が「その中華丼、すっごく美味しかったらしいよ。」と言うので、「まじ。やった。」と、期待して、一口。モグモグ。ん?・・・もう一口。モグモ・・・グ。あ、あれ

これ、味薄いでしょ、ってか、コックさん、味を付け忘れたんじゃないか?ってくらい味が無かったんです。でもね、隣にはこれを『美味しかった』って言って食べた仲間がニコニコして座ってるし、あからさまに『うわ、これマズイよ。どこが美味しいのさ。』などとは言えないなぁ、と。

ただただ、「そうか、この人はこれを美味しいと思う人なのか・・・。まぁ味覚は人それぞれだからなぁ。」と、思いながら、餃子でアクセントを付けながら、とにかく全部平らげました。味がどうあれ、勿体無くてご飯を残すのは、まず出来ませんので。

「ごちそうさまでした。」。

そしてしばらく皆でお茶を飲みながら色々と話をして、じゃそろそろ、という時になって、さっき僕に「中華丼、美味しいらしいよ」と言った仲間が、「で、どうだった?中華丼は?」と聞くので、「・・・いやー、実はね、味がやけに薄くて、正直アレだったかな。」とコソッと言うと、大爆笑して「やっぱりか。おっせーよ!」と言いました。

「何?何なの?」と訊くと、「ケン坊が居ない間に、『今日の中華丼の味は変だ。』『頼まなくて良かった』って話で皆で盛り上がってたんだよ。」とのこと。

隣にいた同じ中華丼を食べた(頼んでしまった)仲間も、「いやー、でもなんか黙々と美味しそうに食べてるからさ、『あー、ケン坊はこれをお美味しいと思ってるのか。まぁ、味覚は人それぞれだからなー。』って思ってたんだよね。だって、せっかく食べてるのに『それ、美味しくないよね』、とは言えなくて。」と(笑)。

もう、大爆笑でした。見事にやられました(笑)。

まぁ、こういうことって、ありますよね。色んな人と一緒にいれば、人の数だけ味覚も様々ですからね。他人の味覚は尊重しなきゃな、と常々思っているものでして(笑)。あはは。

近々、美味しい中華丼を食べなきゃなー。いやいや、いたって普通のでいいんですけどね。味を付け忘れてない、普通ので

ではー。



コメント ( 30 ) | Trackback ( 0 )