ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




ああ、ロックというものは、こういうものなんだよな、と。

かつて日本に、「ジャパメタ」と略される、和製ハードロック(ヘビーメタル)のブームがありました。

このブログでも良く出てきますBOWWOW(VOWWOW)もそうですし、LOUDNESS、EARTHSHAKER・・・、ここに逐一羅列するのは大変なくらい、沢山のバンドによるムーブメントがあったんです。僕は、そのピーク時に高校生で、バンドを始めた頃。周りのバンドの二つに一つは、このジャパメタのうちの、どれかのコピーバンドでした。

僕はキーボードという楽器がら、VOWWOW以外のコピーはしませんでしたが、それでも周りが聴いて(演って)いるものだから、言わずものがな、覚えて、好きになっていきました。前にブログに書きましたが、もともとギタリストになりたかったくらいですから、ハードなギターサウンドには憧れがあるんです(・・・今でもね(笑))。

どのバンドも個性豊かでね、僕たち小僧っ子は、当時のほとんど全てのバンドのメンバーの名前を覚えて、「○○の△△、ちょーかっこいいよなー」などと、雑誌片手に憧れて、聴きまくっていたものです。

そんな中でも、ひときわ異色を放つ、バンドがありました。

44MAGNAM

今では珍しくないかもしれませんが、当時ではビックリの、ド金髪。

いわゆる、Sex、Drug&Rock’nRollという、ロックのイメージそのままを地で行くようなイメージのバンドでした。

でも、そんなイメージはともかく、リズムのタイトな、どのパートも上手なバンドだった。まあ、だからこそ、一流だったわけですが。よろしかったら当時の映像をご覧になってください。もう、好き嫌いは別にしてね(こちら)。

僕はもう15年ほど前になりますが、ZIGGYさんのお仕事で、この44MAGNUMのドラマーのJOEさんとレコーディング&ライヴでご一緒させていただきました。嬉しかったなー。

さて、マグナムのボーカルのポールこと、梅原達也さん。

今日僕は、ポールさん率いるバンド、ポールポジションの初のワンマンライブにお邪魔してきたんです。

というのも、このバンドでギター&バンマスを努めているのが、こちらではお馴染みの古くからの友人、トモ(西尾智浩)くんなんですよね。しかも今日は、バブルガムブラザーズのBro.KONEさんと一緒に、(原田)喧太くんもゲストで出るということで、これは面白そうだってね、観にいったわけです。

 

 

ポールさんはね、

二年前に、若年性パーキンソン病であることを公表されました。

 

下にパーキンソン病の一般的な症状を上げます。

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動作緩慢(無動)、手足のふるえ(安静時振戦)、筋肉のこわばり(筋固縮)が主な症状で次のような症状もみられます。

仮面様顔貌、発語障害(小声、どもる)、書字困難、手の細かい運動の障害

精神症状(反応が遅い、うつ状態)

歩行障害(こきざみ歩行、前かがみ、突進歩行、すくみ足、腕振りの消失)

姿勢反射障害(姿勢バランスが崩れた時によろめいたり、こけたりする)

自律神経症状(便秘、たちくらみ:起立性低血圧)。
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どんな人がかかってしまっても、大変なことです。

そしてここに、一人のロックボーカリストがこの病にかかってしまった。

しかし、ポールさんは・・・(僕などには想像もつかないような)物凄い困難を乗り越えて、今日、ワンマンライブを敢行されました(ポールさんのことは、NHKでもとりあげられました)。

 

素晴らしかった。本当に、素晴らしかった。

勿論、昔のままではないですよ。

でも、だからこその迫力、そして説得力。

人間って、凄い。

バンマスとしてポールさんを支えるトモくんも、女性だけで占められたバンドも素晴らしかった。そして、長年の友人だというゲストのBro.KONEさん、喧太くんも最高でした。ステージに、火花が、見えました。

開演前、喧太くんとKONEさんと合流して、んー・・・ちょいと飲みすぎたけど(笑)、それもまた、今夜を彩ったような気がします。やっぱり、ロックとお酒は、つきものなんだなー(・・・僕にとっては、ね(笑))。

ポールさん、素晴らしい音楽を、素晴らしい夜を、ありがとうございました。

明々とした、魂の燃焼を、確かに僕は、見ました。

ではー。 



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