ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




どもー、モワ村です

インフル、凄いですね。

今日、せんせーしに行ったんですが、いやはや学校は大変なことになっておりました。かわいそうにね、お休みしなきゃな子も多いし、来ててもなんだかぐったりしてる子も。今日は、演奏の途中でダウンしちゃって早退した子も数名。

まったく、まだまだこれからも増えるんですよね・・・。

 

インフルめー。

 

猛威を振るいのは、もういいぞ

 

・・・もういは、もういい、

 

・・・なんつって。

 

 

・・・あは

 

 

あは、じゃない(笑)。

 

とにかく、みんな、もっとニンニク食べた方がいいよ、ってよっぽど言ってあげたかったですよ(笑)。


皆さんも、ニンニク食べてインフルや風邪菌に負けないで下さいね!

でも、もしも残念ながら具合悪くなっちゃったら、それはきっと疲れすぎちゃうまで頑張りすぎた証拠ですから、ほんと、安静にして、ゆっくり身体も気持ちも休めてくださいね。無理なんかして、あなたの身体の細胞の戦いを、宿主自らが邪魔しないように(笑)、です。

 

写真は、先日届いた荷物に入っておりました、ヤーコンであります。ニンニク味です(笑)。あとは、蕎麦つゆに、お好みで少し粉末のダシなどを少々。非常に甘みがあって、食感はサクサク。初めてでしたが、お気に入りの食材となりました。やー、こんなにオイシイとは。やー、こん、なに。

 

 

・・・あはは

 

 

おいっ。

 

 

頭がちょっと沸いてるの。ごめんなさいね(いつもじゃないのか)。

 

さてさて、こちらがいよいよ最終回となりました。長かったですねー、1万五千文字。ネットであることをいいことに、最初のオファーのおよそ10倍くらい書いちゃったような(笑)。

 

はい、よろしかったら、どうか最後、よろしくお付き合い下さいませー。途中、めんどくさい話とかも書いてありますが、そこは、まあサーッとね(笑)。一応、キーボードマガジンの取材だったので、ということで

 

ケン坊のLOUD PARK09レポート⑤(最終回)

続いてロブ・ゾンビ。
エンターテイメント性たっぷりの演出はさすがトリ前にふさわしい感じです。
演奏も上手いし、さすが大物、楽しませてくれるなーって。

でも、なんだか途中で突然、機嫌を損ねちゃったみたいで残念でした。
MCの英語はいまいち分からないので、僕たちはたいてい何を言われても

"イエーイ!"

って返しがちなんですよね。
普段英語がしゃべれないのに、外タレが来たときだけMCが全部分かる、
なんてありえないじゃないですか。

ましてや大会場のPAはボリュームがすごいので、
会場で共鳴しちゃってボワンボワンしちゃったりしていて、
そもそも何を言っているのか聞き取りづらかったりすることも多いのです。

あちらは

"英語くらい分かんだろ? 世界中で通じるぜ"

って思ってるかもですが、
日本人は(いや、身の回りのケアをするプロモーターさんとかは
しゃべりますからね、つい勘違いしちゃうのかもしれません)
・・・・・・意外にそうでもない。

ましては"歌のお兄さん"みたいに

"こーんーにーちーわー! ぼくたちはー、アーメーリーカー、から、きましたー!"

とか、外国人は絶対にしゃべりませんからね。
普通のテンポでサクサク言われてでも無理です。

でも、日本人って"反応しなきゃ悪いよね、失礼だよね"って思うので、
とにかく"イエー!"って言ってしまいます。

これが問題で、時に

"お前らノリ悪いな。楽しくねえのか!? もう止めてほしいのか? 
俺が帰っちまってもいいのか?"

って嫌味で(煽りで)訊いても、

"イエーイ!"

って返しますからね。
これは不機嫌になることもあるわけですよ。

いやはや、もったいない。
お互い楽しみたいのに、ちょっとした認識不足からくる、
コミュニケーションの失敗が起こっちゃったりするんです。

ロブ、これに懲りずに、またきてちょ。
日本では、英語は簡単な単語で、ゆっくり、ね。
暗くなったので、メモは書けませんでした。


さて、大トリのスレイヤー。
スラッシュ・メタルの帝王です。

もう言うことはありません。
ってそれじゃレポにならないですが、本当に、

"これぞ、帝王の演奏"

といった威風堂々としたもので、迫力もありつつも、
PAの状態も良く、演奏がバランスよくきっちり聴こえてきていて、
誰もが満足のいくパフォーマンスだったと思います。

途中、帝王が日本語で"ドモアリガトゴザイマース"とか言うのが、
先程のロブの例ではありませんが、なんとも素敵。

やっぱり、他国に言ったら、
挨拶くらいはその国の言葉でしてあげるくらいの余裕といいますか、
サービス精神はあってもいいように思うんですよね。

そんな帝王の演奏に呼応して、サークルピットも大盛り上がり。
最後の力を振り絞って、若者たちは、グルグルとまわります。

あれは楽しいですよー、きっと。
やったことないですけれど。

子供のころの盆踊り大会では、くるくるクルクルと踊りながら
やぐらの回りをまわりました。
あのころの曲は東京音頭。
こなた、大好きなメタル・サウンドを聴きながら、グルグルグルグル。
皆で回って、楽しくないわけがないのです!(ほんとか!)

帰りに混むのがアレだったので、少し早めに会場を後にしました。
疲れましたけど、単純に、寂しかったですね。
祭りの後というのは、寂しいものです。
でも、きっとまた来年もあると期待しましょう。
だって、これだけ盛り上がったんですから。
素晴らしいフェスでしたよ。
クオリティ、高かったなぁ。
前の日も見られたらよかったなぁ。


最後に、キーボードに関しての総括なんですが、
1つ思うのは、やっぱりメタル・サウンドと渡り合うには、
ラインだけでは難しいんじゃないか、ってことです。

オルガンを使っているキーボーディストは多かったですが、
恐らく皆レスリー・シュミレーターだと思いました。
でもそれだと奥行きとか空気感がどうしても出なく、薄くなってしまうので、
生のアンプを鳴らしているほかの楽器には敵わないんですよね。

もちろん、PAさんの理解ということもありますが、
それでも、こういったフェスの特徴でもある
“爆音”という点に置いては、
やっぱりラインではハンディが大いにあると思います。

あと、デジタル・シンセは確かにきれいですが、
ステレオに広がってしまい過ぎますから、
これまた音が散ってしまう原因になっていることも多いと思います。

弾いている本人は“こんな感じで包み込んで”と思っていても、
外ではまるで聴こえていないケースも多かったのではと思います。

最近のシンセは単体では音は間違いなく素晴らしいのです。
なので、CD作りの際に単体で使って録音しても、
これは通用してしまう。
なぜなら、レコーディングではコンプなどで
しっかり音圧を稼いでいるからなんですよね。
だから、オープニングのSEなど、
一度録音されたものは素晴らしかったのです。

問題は生演奏のキーボードの音作りです。

SEの質感くらいまで持っていければ、
もっともっと戦える音になると思うのですが、それは難しいと思います。

ただトータル・コンプをかければいいというものではありませんしね。
でも、せっかく弾いているは見えているのだから、
こちらもちゃんと聴きたい!とは思います。

うーん、これからも研究と戦いは続きますねー。
お互い、リスペクトしつつ、高めあっていけるよう、頑張りましょう。

まだまだ、新しい、もっとカッコいいサウンドは作れると思いますよ!
いつか、ナパームデスのようなバンドで、
キーボードの入ったバンドが見たいなですなー。
・・・・・・それは無理かな? いや、ありかな? 
んー・・・・・・どうでしょうかね?

いかがですか? チャレンジされてみては!


【補記】

 フェスでは会場のあちこちには“死体”とまで言われる、
体力を出し尽くしたメタル・ファンがあちこちの床に
ごろごろと寝転がっています。

まるで魚河岸のマグロのようなどという人がいましたが、
よく見ていただければ、その誰もが
恍惚の表情を浮かべているのがお分かりになると思います。

たくさんの志を同じくする仲間と共に、
大好きなヘビー・メタルに一日中浸れるのです。

無理な人には10秒と耐えられないかもしれない爆音に
身体をゆだね続けられるのです。

そりゃ気持ち良いったらありませんよ。

彼らがお目当てのバンドまでの時間、
しばしの休息を取っているその姿はまさに“戦士の休息”。

そして、誰もが彼らを踏んだりしないように、
蹴っ飛ばして起こしたりしないように、気を使って迂回して歩き、
共存してメタルを楽しんでいる姿には実に微笑ましいものがあります。

メタル・アーティストには体力とバンドが必要ですが、
メタル・ファンも等しく、体力と仲間が必要なのです。

メタルのライブに参戦する前の日は、
とにかく睡眠と食事をしっかりとって、体力満タンで行きましょうね。

(了)

 

本当に長々と読んでくださって、ありがとうございました

 

でも、もっとはるかに長いの、書いてます(笑)。勿論、読みやすいように工夫ははしてますので、ご安心を。

 

とにかく、GO

 

お腹がすいたので、

 

・・・GOの前に、まず、GOはん作ってきまーす(笑)。

 


ではー。 



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