ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




今日は、日曜日のICHIROさんライブのリハ二日目でした。

 

なんですが、撮った写真は、行きのクルマの中で撮った、このチェリオの一枚だけ。

スタジオに着いてから、帰って来るまで、写真を撮ることを忘れ・・・いや、忘れていたわけではないですが、

ただただ、スタジオの中に沸き起こり、静まりかえる静寂、そんな耳から入ってくる音を楽しんでいたら、

なんとなく、カメラを構える気にはならなくて(それに、大先輩たちの中で、なんとなく勝手に写真とかも撮れないですからね)、

気付けば、メディアにはこの一枚しか無かったのです。

 

・・・チェリオを飲むと、小学生の頃に戻るんですよ。

駄菓子屋さんで「おじさん、チェリオ!」って言うと「飲んでくなら45円。持って帰るなら50円」って言われるんです。5円は、ビン代ね。

で、お店で、みんなで飲む。その時間が、また楽しいんですよね。

一応、お小遣いとはいえ、自分のお金で買い物して、消費する、という行為がね、ちょっとドキドキするというか

 

 

いやあー、チャボさんのギター、歌、凄かったです。

今回は、ICHIROさんが色々と練って考えてくれていて、出演メンバーが、色んな組み合わせで演奏するので、

じっと聴いていられる時間もあったのですが、

改めて、

 

本当に素晴らしいギターと、素晴らしい歌だなあ、と。

ちょっと清志郎さんを彷彿とさせる声と歌い方に、実はちょっと、涙がでそうになってしまったりもしました。

 

佐藤タイジさんは、やっぱりご一緒したのは始めてだったのですが、物凄いエネルギーを放出しながら歌って演奏する方なんですねー。

・・・いや、今回のメンバーは、本当にみんなエネルギーの塊のような方たちばかりで、誰もがぎらぎら輝くすごい恒星といった感じで、

本当にまぶしいのですが、今日のタイジさんの疾走するエネルギーには、スタジオが地鳴りのように響いて、本当に凄かったです。

 

隣で演奏されいてたTOKIEさんと「物凄いボリューム出してるんだけど、それでも自分の音がほいとんど聞こえない状態(笑)」と、これは完全に一致した意見で。

スピーカーからは出てるんです。確実に音は外に向かって出てるんです。

でも、ブラックホールのように吸い込まれていくというか、「もっと!もっと!」という気持ちに、どんどん飲み込まれていくというか。

音の渦でした。なんかまるで、音の果し合いのような。いや、でも喧嘩じゃないんですよね。音楽ですからね。なんというか、すっごい強い人同士の格闘技みたいな感じ。

人同士というか、恐竜同士かな(笑)。

ほんとね、びっくりするような爆音と音の波なんですけど、皆さん、それをねじ伏せるようにちゃんとコントロールするんですよ。

だから、恐竜が何匹も同時に暴れてるんですけど、破綻はしない。

もう、やたら気持ちが良いというね。

 

いやー、面白かったです。

本当に、貴重な体験をさせていただいております。

誘ってくださったICHIROさんには、本当に感謝です。

 

この二日間で、ゲスト陣を交えた演奏のリハは終了となりまして、残る明日は、

ICHIROさんと、ツアーのレギュラーメンバーのオガちゃんとヤスくんと、僕だけのリハーサルです。

がんがってまいります。

 

4日、渋谷クアトロ、18時。

是非いらして下さい。

 

 

・・・必死で恐竜と格闘する僕が見れます(笑)。

 

あれっ、僕はなんだかな?

 

 

・・・申か。

 

うきー(笑)。

 

ではー。



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