ケン坊のこんな感じ。
キーボーディスト、川村ケンのブログです。




凄い熱さの一日でしたね。

さあ、廊下でご飯の一日も終わりました。

あまりに熱いので、教室から椅子を持って出て、今日は座って食べましたよ。

廊下だったことは変わりませんけどね(笑)。

 

さて、唐突ながら、ここしばらくで見た映画のご紹介をしてみようかと思います。

今日は、珍しく、日本映画をば。

 

まず「BECK」。

大ヒット漫画が原作(僕は未読なのですが)の、バンドもののストーリーです。

特にバンドをやっていたことのある人には、なんとも懐かしいような、胸がキュンとなるような、「わかるなあ・・・」なシーンが多いのではないでしょうか。

バンド経験がなくとも、音楽が、バンドが好きな人ならば、これまた胸が熱くなるシーンもありました。

ものすごく漫画的なところもあるのですが、でもだって、・・・漫画ですものね(笑)。これでいいんだと思えました。

その漫画ならではの部分を、そのまま映画に持ち込んだある部分の演出方法に賛否両論あるようですが、僕は、これも合わせて素直に、とても楽しめました。

ってか、こうするしかないだろうなあ、とも思いました。

俳優陣も、皆、かっこ良かったです。ちゃんと演技を見たことの無い俳優さんも多かったのですが、ちょっと見直しちゃったです。

余談ですが、僕がピアノを弾かせて頂いたGLAYさんの曲「時計」が挿入歌として流れている、火曜日夜10時からのNHKドラマ「激流」と同じ役者の方が、お二人出ておられたのも、個人的にタイムリーで面白かったです。

 

同じくバンドもの(?)で、松山ケンイチさん主演の「デトロイト・メタル・シティ」。

いやー、これは最高でした。

たくさん、笑わせて頂きました。

そして、ちょっとホロッともさせられます。

このパッケージからは想像できないかもしれませんが、心温まる、素敵な一本です。

 

 

そして、同じく松山ケンイチさん、そして藤原竜也さんの「DEATH NOTE デス・ノート」、そして、続編の「DEATH NOTE デス・ノート the Last name」。

うーむ、これまたほとんど何の予備知識も無く観たのですが、

・・・観てビックリ。

 

面白かったです。

アレをあんな風に普通に画面に出して、それなのに、全然違和感が無いって、凄いな、と。

一歩間違えたら、映像化したら完全にアウトになりそうなキャラクター設定が、

むしろ、すごく良く作られていて、ハマっていて、この映画になくてはならない存在になっているところが、面白かったです。

しかし松山ケンイチさんは、上の「デトロイト・メタル・シティ」とこの映画の「エル」とのギャップが、超ものすごい。同じ役者さんとは思えないくらいです(笑)。

一方、藤原竜也さんは、いつでも、どこでも、藤原竜也さんなんですよね。でも、そこがまた良いという。

ちなみに僕、藤原竜也さんの出ている映画、好きなんですよ。この「デスノート」も藤原さんが出ているなら観てみようかな、という理由で録画したのでした。

カイジ」なんかも、これはあの独特のタッチの“福本漫画”の方がやはり面白いようには思いましたが、でも、この映画も藤原さんだから見れちゃった、という。

 

 

そして、これが一番、まんべんなく皆さんにお勧めできる一本かな(「デトロイト・メタル・シティ」もお勧めしたいですが(笑))、

というのが「落語物語」。

ピエール瀧さん、そして、奥さん役の田畑智子さん。

まずは、このお二人の演技を見るだけでも、この映画の価値があると思います。期待以上に素晴らしかったです。

あと、ものすごくリアルな、生活感ありありの、昭和の家のセット(・・・というか、本物だと思いますが)ですね。

なんかね、粋なセリフ回しと共に、ちょっとした、そういうものにも、何度も泣けてきちゃったですよ。

もう、二度と見れないような懐かしい風景が沢山ありました。

温かさが、沢山ありました。

落語的なところが多いですが、でも落語ですからね、いいんですよね。

 

はい、ほんと珍しく邦画だけのご紹介でした。

でも、今日ご紹介した映画、またケーブルとかでやってたら、また観ちゃうかも、というものばかりです。

・・・特に「デトロイト・メタル・シティ」ね(笑)。

 

さあ、皆さんご一緒に、

「クラウザー様ー!!」

(観たらわかって頂けます)

 

ではー。



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