ちょっと、事情があって、2008年に参加したKin〇iKidsさんのライブツアー「Kin〇i You DVD」のDVDを見ました。
といって、なんとDVD4枚組。
メインの東京ドームでのライブDVDに加え、京セラドームでのカウントダウン公演のDVD、それに、リハーサル風景やバックステージを集めたもの、また、レアな曲やアレンジ違いの演奏を集めたものなど、なんとも盛り沢山、
・・・ゆえ、
実は、DISC1以外、今日、初めて見たのでした。
と申しますのも、申し開きをさせていただくとしましたら、
こちらのDVDを送って頂いた2009年の秋というのが、ちょっと忙しくてですね・・・実際、ゆっくりテレビの前に座って見る時間が取れなかったんですよ。
はい、あの時は、緑ちゃん(本)を書いていた、佳境だったのです。
そして、ちょっと「どうしても興味があるので、確認させてほしい」という方がおられまして、
今日の、緑ちゃん倶楽部のスタジオに持っていき、レッスンの合間に僕も見てみた、というわけです。
本当に、4年近くぶりに。
ツアー自体は、30数本のドーム&アリーナツアーだったのですが、期間が約半年にわたっておりまして、
かなり長い間、“足のつかないプールに入りっぱなし”だった思い出があります。
ミスの許されない(当たり前ですが)、ピアノ・バラードが多く、
それを、ドームで5万人の前で、何日も連続で、ということがありましたし、
逆に、2週間~20日間くらい間が空いて、それでも改めてのスタジオ・リハーサル(いわゆる「思い出しリハ」)などは無く、当日の音合わせだけで、あとはアリーナで本番、ということもありました。
など、どんな理由があろうとも、わずか一音でも間違ったら、もう、それは大変な事です。
ひたすら、
自分自身の集中力を、これまた当たり前なのですが、
毎ステージ、最初から最後まで、きちんと持続させることに、それまでになく、神経を使っていたように思います。
年も押し迫ったある日、もう本番までわずか数日前になって、
「そうそう、〇〇〇(名バラードと言われる曲で、ピアノが結構に目立つ曲)、大晦日だけは、ケンのピアノとストリングスセクションだけで演ることになったから、よろしくね」
バンマスから、そう告げられて、食べていたご飯を吹きだしそうになったりしたこともありました。
その演奏も、DVDとして、残っておりました。
今日、かいつまんでではありますが、それらを見て(これが、意外にも、手元を中心に、ちょいちょい沢山映ってましてビックリ)、
正直、われながらですみませんが、「これ、良くやったなあ・・・」と、なんだかしみじみしてしまいましたよ。
当時のブログでは、事情があって、ライブの感想などはほとんど書けなかったのですが、
でも、とても楽しく、なによりも、ものすごく貴重な体験をさせて頂いた日々でした。
あの時があったから・・・、
そう心から思えるツアーやライブは多いのですが、こちらのツアーも、まさにそのひとつです。
トップの写真からもお分かりになられるように、
ね、ちゃーんと、真面目にピアノ弾いてたんですよ(・・・いや、いつだって真面目ですけどね(笑))。
ほうら、
テルミンも、真面目に。
(なんか、この写真、合成っぽく見えますが、合成ではないですよ。)
ま、真面目にやってたんですよ!ちゃんと、真面目に(笑)!
というわけで、懐かしいひと時でした。
ではー。