今日は部屋の楽器配置を大幅に変えまして、
28日のさお(斉藤さおり)のライブに向けて、基本的に、ライブで使うそのままのセットを組んで、手順も考えつつの準備を始めました。
といっても、今回は、ライブハウスで、直井さんとツインキーボードですから、セットは極力省スペース化を考えまして、
音源なども使いつつ、なんとか上下鍵盤二段で、と考えておりますので、そんなに大変なことではないのですが、
それでも、いつものMP9500をどかして、MP9000を持ってきて、
・・・見た目は、ほとんど変わらない作業ですが(笑)、音が違う、パッチの作り方が違う、USBだのといったメモリの互換も無いので、
MIDI関連情報は、そのままライブで使うMP9000に入れておかないとだったりして、ちょっとした模様替え。
なによりも違うのは、MP9000の上にシンセをセッティングして二段鍵盤にしておりまして、
その上にこのキーボード(PCのね)がありますので、
高い(笑)。
こうやって打っていても、ものすごく、肩に負担が(笑)。
しかし、さおの曲は大変だ(笑)。
といって、椎名へきるちゃんの現場でも、よく「どうして、こんなことに」という驚愕のアレンジ・・・つまるところ、
「プレイヤーが少しでも油断するとミスをするような、トリック満載の作り」は、
これまでも経験しておりますので、どうにか。
・・・でも、さおの曲の方が難しいと思うのは、全て手弾きで(オールマニュアル)でやるからですねえ。
元々、音楽は人間がするもの。
でも最近は、特にポップスやロックの、いわゆる商業音楽の世界では、コンピューターの手を借りて行っているのが、ほとんど。
もはや、コンピューターの力を借りないのは、ジャズとクラシックと、民族音楽くらいではないでしょうか。
演歌などでは、カラオケというものはよく使われますものね。
つまりはこれも、リアルタイムな人間の演奏でないものを、音楽のパッケージとして提供しているわけです。
でもやっぱり、生演奏がいいです。
スリルもありますし、やっぱり、説得力が違います。
楽器は、人の心の、翻訳機。
勿論機械の手も、時には便利なものですが、
この、当たり前ですが「手弾き」の良さは、ゆめゆめ、忘れてはいけないですね。
・・・まあ、大変ですけれどね(笑)。
がんがります。
明日も一日、マラソンにでも出た気分で、がんがります。
ではー。