今日は、T京音大の年度最後の授業がございました。
僕が入試に立ち会い始めた最初の学生さんが、
もう二年生を終え、次に春に会う時は、もう三年生。
ついこの間、高校の制服で、緊張してピアノ弾いて歌ってたのに・・・、
本当に、月日の経つのはあっという間です。
まだまだ、本人たちも考えたくないかもしれませんが、
この先、もっと体感的に早くなるわけですから、彼ら、彼女らが卒業してしまうのも、すぐなのかもしれませんね。
なんだか、想像するだけで、もう寂しいですよ(笑)。
さて、大学が終わってからは、今日は斉藤光浩さんの7日のライブに向けたリハーサル、その2がございました。
そんな中、10日のS足学園音大でのライブの資料も来ましたので、こちらもそろそろ手を付けないとです。
送られてきた譜面には、いわゆる音符は、基本的に書いてありませjん。
白い五線譜の上に、コードが書いてあるだけです。
約束事は、コードの進行がこうなってるよ、ということだけで、あとは、自由に、思うままに。
参考としては、元曲があるから、それを聴いて、でも、その上で、自分らしく変えてしまってもいいし
とにかく、好きにやってね、
ということなのですよね。
勿論、現場によっては、きっちり元の曲のフレーズをコピーして、再現してね。
なんてこともあるには、あります。
でも、昨今は、こういう余白を作って、その上で、「あなたなら、どうする?」的な、
そういうアプローチを楽しむ現場が多くなってきているようにも思います。
まあ、僕自身も、ようやく、そういう余白への書き込み(教科書の端っこの落書き・・・みたいですね(笑))に慣れてきつつあるというのもありますし、
何よりも、それが楽しいのです。
やっぱり、自分で考えられる、クリエイティブなことをする余裕がある、というのは、ワクワクするものです。
まあ、リアルなジャズみたいに、何が何でもクリエイティブであり続けなければけない上、
繰り返しすらあまりよしとされない、というのは、やっぱり大変だと思いますけれども。
繰り返しに対する感覚の違い。
これは、ロックとの大きな差だと思います。
「ロックは繰り返しの音楽」ですからね。
お、なんか、真面目に音楽のこと書いてますな。
まあ、リハに向かう前には、
イカ天丼とうでん、食べていったのですけれどもね。
けども、ってこともないのです、・・・ケンども。
ともあれ、今日もしっかり頂きましたねえ。
もうお腹減ってきましたけどねえ(笑)。
ではー。