TAKUROさんツアー、熊本公演でのピアノは、こちらのYAMAHAでございました。
今回のツアーでは、やはりといいますか、YAMAHA率が高かったですが、
KAWAI、STEINWAYも弾かせて頂くことができ、各ブランドの個性も本番の中で実践的に感じることができまして、本当に勉強になりました。
また、同じYAMAHA製であっても、当然、個体差が大変にございます。
日本人、アメリカ人、イタリア人・・・というようなもので、おなじ日本人でも、全員、個性がちがいますよね。
これと同じようなものだ思います。
日本人らしさ、は当然ありつつも、全員、違う。
楽器というのは、いかに大量生産がされていても、一部のデジタルシンセなどを除き、
やはり、個体差、いいかえれば「個性」があるのですよね。
さらにそこに、所有者であったり、プレイヤーの思い入れ、共に歩んだ歴史の積み重ねなどが加わり、
どんどん個性が磨かれ、際立っていくもののように思います。
ここ熊本CIBさんのピアノは、特に中音域のまとまりがとても素晴らしく感じました。
特に今回のツアーのようなジャズテイストの音楽におきましては、特にこの音域はコードを担当しますから、
ここが暴れずに、しっかりまとまってくれていると、大変に弾きやすいのです。
お陰様で、素敵な夜になりました。
僕たちは、楽器がなければ、何もできないのですからね。
楽器のことをを、もっともっとよく知って、もっともっと大切にしたい、と思った夜でもございました。
同時に、
ラーメンのことも、もっともっと・・・と思った夜でもあったわけでございますが(笑)。
ではー。