稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

打った後の間合いを意識する(木曜会、2018年10月25日)

2018年10月26日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
四條畷市立四條畷西中学校の体育館。
今年37回目。参加者20数名。

来週(11月1日)は学校の都合でお休み。


最初は面を着けずに竹刀だけ持って集合。
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沈み込んで切り返しをしたり、飛び上がって切り返しをする者が案外に多い。
もし六段審査、七段審査に切り返しを入れたら落ちる者も多いのではないか?

切り返しは床に対して平行移動で。
出来ない人は大きく「歩み足で行う切り返し」で矯正する。

「歩み足」を使った切り返しは、
左面(向かって右)は右足出して振り上げて左足引き付け揃えて打ち、
右面(向かって左)は左足出して振り上げて右足引き付け揃えて打つ。
後退はこの逆で、
左面(向かって右)は左足出して振り上げて右足引き付け揃えて打ち、
右面(向かって左)は右足出して振り上げて左足引き付け揃えて打つ。

足をすばやく引き付けて打つことがポイント。
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以下、私は別枠で、初心者O野君の指導ゆえ、
部分的に聞き取れた部分のみ書き記す。

摺り上げ面、表からの小手、裏からの小手、返し胴についての指導は、
文章に出来ない(というか難しい)ので割愛する。
(やはり実際に「誠先生の剣道教室」を受けないとわからないと思う)

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打つ前、打った時、打った後の形が変わらない打ち。
そういう「形」を作る意識を持って稽古すること。

打ってから振り返って構えるときは必ず間合いを開ける。
そこから触刃、交刃、一歩入る、さらに入る場合もある。そこから一気に打つ。
打ったら肩残心、あるいは相手から目付けを離さない。剣道形七本目と同じ。
目付けを離さないから間合いがわかる。
相手と剣先を交わるのではなく、一歩入ったら交わる間合いで構え合う。
そうすると審査員から見ても「余裕があるなあ、円熟性があるなあ」と映る。

打って、そのまま通り過ぎて相手を見ないと、振り向いて間合いが開き過ぎたり、
逆に間合いが近くてすでに交刃の間になっていることがあるが、
それでは審査員から見ても「何やってるの?」ということになる。

触刃、交刃までは、竹刀が交わるところが中心と考える。
そこから一歩出るときに鎬で中心を割るように入る。


(相手をよく観察して、すっと入って足を出して打つ)


【感想・反省点】

初心者指導は早素振りならぬ超遅素振りから。
まずは形を作ることから。もうこうなると焦りはしない。

手を振り上げ準備に入る。
右足を出しながら手を振り下ろし始める。
左足を引き付けると同時に手を水平に伸ばす。
(打ち切り感覚をつけるため)

左足を引きながら手を振り上げ始める。
右足を引き付けながら肩を垂直に伸ばす。
(足の引き付けと同時に完了させる感覚をつけるため)


(振り上げたところから足を出しながら振り下ろし始める)


(打った後、両腕は床に平行にと言っているが、気を抜くと下がってしまう)

最後は竹刀を持ってやってみた。
少し早くすると手と足がバラバラになるので、
また超スローな早素振り(遅素振り)に戻って繰り返した。

でも前回よりはかなり上達している。
一歩ずつ前に。前進あるのみ。
コメント
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