く~にゃん雑記帳

音楽やスポーツの感動、愉快なお話などを綴ります。旅や花の写真、お祭り、ピーターラビットの「く~にゃん物語」などもあるよ。

<花菖蒲2題> 馬見丘陵公園、大和民俗公園の花菖蒲園ちょうど見頃に

2013年06月08日 | 花の四季

 あでやかな花姿で梅雨時を彩ってくれる花菖蒲。今年は寒さで開花がやや遅れ気味だったが、奈良県内では今ちょうど見頃を迎えている。県内有数の花菖蒲園がある馬見丘陵公園(広陵町・河合町)では7~9日「花菖蒲まつり」を開催中。期間中、音楽演奏をはじめ多彩な催しを開く。県立大和民俗公園(大和郡山市)でもほぼ満開でカメラマンたちでにぎわう。

【馬見丘陵公園=約100種の花菖蒲が咲き競う】

 

 公園の広さは約65ha。園内にはナガレ山古墳をはじめ多くの古墳(馬見古墳群)が点在する。菖蒲園は乙女山古墳に近い中央エリア内にあり、広さ約3000㎡。緩やかに蛇行する地形の園内に約100種3万本の花菖蒲が、今や盛りと咲き競っている。7日には植木市やアコーディオン演奏などが行われていたが、8~9日には野点やネイチャーゲーム、公園館前特設ステージでの音楽演奏など様々なイベントが繰り広げられる。1カ月後の7月6日には「花菖蒲の株分け体験教室」も開く予定。

【大和民俗公園=水車小屋が景色に溶け込む花菖蒲園】

 

 矢田丘陵の一角にあり、広さは26.6ha。県内の古民家15戸を移築・展示している。花菖蒲園の規模は馬見丘陵公園に比べると小さいが、色とりどりの花菖蒲は60種類を超える。水車小屋がその景色の中にすっかり溶け込んでおり、7日には女性たちが写生したり、男性が写真に収めたりしていた。花の美しさをこうして愛でることもできるのも、丹念に手入れしてきた担当者のご苦労のお陰だろう。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする