言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

言葉はコミュニケーションの基本。伝えたいことは「言葉のチカラ」できっと伝えられる。もっとうまく伝えられる。

団塊は一大消費マーケットである

2012-04-17 09:51:56 | アイデア・事例
こんにちは。
前橋の販促経営コンサルタント、藤田です。
今日もよろしくお願いします。

朝から薄曇りです。
午後には雨が降ってくるということ。
昨日もけっこう冷たかったのですが、今日も空気もひんやりとして冷たく、キーボードを売っているてはまだ暖かさを欲しています。

外は曇り空なので、5日ほど前の太田市役所12階のレストランから撮影した赤城山方面の写真を載せておきましょう。






さて、今日は昨日の本の続きです。
 ↓
僕がテレビ屋サトーです -名物ディレクター奮戦記- 『ビートルズ』から『はじめてのおつかい』まで

今朝は上記の中で、アメリカ海軍の空母エンタープライズを撮ったときの章を読みました。

空母エンタープライズというと、戦中世代はーーーもう少なくなりましたがーーー“パールハーバー”のときに、真珠湾にいなくて撃沈し損なった空母であり、団塊世代では憎っくき“佐世保エンプラ闘争”でのその名前です。

今はアメリカ第7艦隊の主要航空母艦(すみません、調べていないので中途半端な知識です。間違っていたらごめん)として、横須賀などに寄港して、たまには一般公開までしている親しい名前の航空母艦でもあります。

その内部を初めて日本に紹介したときの撮影時の話です。
この章も面白く、トイレに座り込みながら一挙に読んでしまいましたが、その中で印象に残ったのが次のオーソン・ウエルズの言葉です。

『スイスは平和な500年の中で生み出したのは鳩時計だけだ』

しかし戦争という国家間の競争では、良きにつけ悪しきにつけですが、最新鋭の兵器の傍らその技術からたくさんの暮らしに役立つものを生み出してきています。
レーダーから生まれた電子レンジは有名な話ですが、私たちが今何気なくどんどん消耗しているティシュペーパーも最初は戦争から生まれてきています。
その他にも数え上げたらきりがないほどですが、やはりそこには「必要は発明の母」という諺が生きてきています。

必要だからこそ生み出されてきた兵器、そして戦略、戦術も結局その言葉の中に戦いという漢字があるように、人はやはりそれを平和的に利用したらどうなるだろうと考える知恵も持ち合わせていた結果が現在の文明です。

そうそうこのインターネットだって、もともとはアメリカが軍事目的で開発したものですよね。

もちろん戦争は悪です。
それを肯定しているのはありません。
その“必要から考えだされる知恵”は、平和時でも発揮できる、もしくは、人を傷つけない市場での競争時にも発揮してほしいなと思うのです。

さてと、エンプラの話に戻ってと。
佐世保エンプラ闘争の時代、その頃私は青春真っただ中でした。

ノンポリを気取っていた私は、その佐世保闘争を横目で見ながら、闘争よりもその空母の上に乗っている飛行機に気が行っていました。
それよりもずっと前から、小学生上級時代からプラモデルに夢中になり、アルバイトをしてはそのお金を、ほとんどすべて第二次世界大戦の飛行機につぎ込んでいました。
ですから、どんなときでも飛行機を見ると、胸が、今でもそうですが、ときめきます。

それはもうたくさん作りました。
あるときなどはおもちゃ屋さんに頼まれて、陳列用のプラモデルまで作りました。

それが高校生になると唐突にやめてしまいました。
なぜかは今考えると全然分かりません。
その当時作ったプラモデルたちも引っ越しが重なるに連れなくなり、今は陰も形もなくなりました。

そしてあるとき、この家に移ってきてしばらくしたら1枚のある写真が出てきました。
その写真はモノクロで、5機のプラモデルが写っていました。
主翼の両端を折り畳んだゼロ戦(形式は分かりませんが)、二式水戦、後は多分その頃作った記憶をたぐると、紫電改、雷電、そして疾風かもしくは飛嚥でしょうか、その5機が当時の安っぽいカーペットの上で並んでいます。
懐かしさに思わずピンナップしてしまいました。
今でも一休禅師の『大丈夫 心配するな 何とかなる』という言葉の下にプッシュピンでとめられています。


さて長々と自分の話をしてしまいましたが、ここからやっとビジネスの話になります。
キーワードは「懐かしい」です。

どの世代にも過ぎ去った過去が懐かしいと思うときがあります。
その中でも団塊の世代というのは、その名の通り団塊になって今でも存在しています。
その団塊に絞ったテーマパークのようなものが作れないかなあなんて最近思います。

一番の目玉はプラモデルです、もちろん。
できたらプラモの草分けであるマルサン、そして後発のタミヤ、マニアックなLS、そしてイギリスのエアーフィックス、とメーカー名を並べていくと、どんどんまた回想の世界に入っていくので、ここらでストップしますが、団塊の世代が懐かしいと思われるものをたくさん展示したテーマパークですね。

テーマパークではなくても、イオンは最近になって、店づくりを団塊の世代に向けたものにシフトすると宣言してそういった店づくりをすすめています。

イオンは総合小売業ですが、単独の専門店でも、団塊の世代に向けた商品構成で店づくりをすすめていくという手もあります。
そういった店づくりでいちばん大切なことは、彼等を満足させられる商品と、接客する人をきちんと準備するということですね。
彼等は知識が豊富でけっこう口うるさい人種で、生半な人員や商品では決して満足してくれませんから、上っ面でやるのならやめておいた方がいいでしょうが、しかしいったん彼等の意を得ることができると、お店は安定します。

いかがですか。


あああ、今日も何だかあちこち話が飛んでしまったなあ。
こんなとびとびのまとまらない話、最後まで読んでくれるか心配だけど、書いてしまったんだから、このままにしよう。

めげずに、さあ今日もがんばろう!

ご質問も受けています。どんなことでも結構です。
このブログのコメント欄か下記のメールあてにどうぞ!
k1948f@nifty.com

また、経営や販促のご相談は24時間365日いつでも対応しています。
お気軽にお電話ください。
027-261-6617までどうぞ。

また、上記へのご意見やコメント、お問い合わせは下記メールまでお願いします。
k1948f@nifty.com
このブログに載せることはありませんので、忌憚のないご意見、感想をお待ちしています。

▼下記は現在配信中の、無料メールマガジンです。
お店や会社経営のちょっとしたいいヒントがたくさん載っています。

消費者目線のマーケティング

繁盛店になりたいか!

「あっ、そうか! ちょっとした『気づき』が繁盛店に変える」

あなたの一日が今日も普段通りの良い一日でありますように。
藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

群馬県前橋市天川大島町186-25
藤田販促計画事務所

http://www.shakatsu.co

E-mail:k1948f@nifty.com
TEL.027-261-6671(FAX.同様)


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。