言葉のチカラこぶ——『いい言葉塾』

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『損』と考えるから“損”?

2016-01-11 09:58:59 | 生き残るということ

こんにちは。
お店と中小企業の販促コンサルタント、藤田です。

今日もこのブログページを開いてくれてありがとうございます。
少しばかりあなたの時間をいただきますが、よろしくお願いします。



薄い雲が空全体に広がっていて、ちょっと薄い日が、それでも射しています。

北風が昨夜から強くなって、今朝はいちだんと寒いですね。


さて、今日は成人の日。

相変わらずテレビのニュースなどでは、新成人の暴走を放送していますが、彼等はそれが騒がれることが嬉しくてやっている向きもあります。

だからやめさせる一番の手は、マスコミでもなんでも、メディアではいっさい取り上げないこと、でしょうね。

まあメディアの方は、恰好のタネとしてやめないことはないでしょうが。


さて、本題です。


店舗情報の販促の手段として、ポスティングもそのひとつとしてあげられますが、だいたい内容は一方通行のものが多いようですね。

自分たちの言いたいこと、知らせたいことだけを掲載して、ポストまで届ける、ということ。

受け取る相手のことなどおかまいなし、ということも多いようです。

まあそれはそれで一応は、その目的を達したと言えることは言えますが、それだけではやはり片手落ちではないでしょうか。

片手落ちだけではなくては、もったいない、とも思いませんか?


最近はそれでも少なくなりましたが、やはり1日に1通はポストに、郵便物以外に何か入っていますね。

多いのがもちろんデリバリー関係のもの。

代表格がピザ。

後はオープンなどのお知らせ。


ポスティングする方は、やはり自分たちのことを何とか知らせて、集客、注文(売上)をひとつでもとりたいということなんですが、その情熱のわりには、何か内容が薄~いものも多いですね。


というのは、ただお知らせするだけのことでしかない、というもので、次のアクション(来店、購買など、実際にお客様が動くこと)を起こさせるギミックが少ないということ、なんです。


それでも、ポスティングチラシにはサービス券などが付属しているのが多くて、それを使って購買行動を起こしてくださいというわけですね。

でも動きたいほどのものはあまりないわけで、そのチラシそのものも、どこでも使うチラシを流用しているものが多く、ポスティング専用というのはなかなかないようです。


それはまあ予算がないということも多くて、分かるんですが、それならホッチキスででもいいから何かポスティング専用のギミックをつければ済むことで。

また、そのギミックそのものがチャチなものも多いんですよね。


割引券なら良くて10%引き、たいていは5%引きぐらい。

飲食店ならドリンクサービスとか、雑貨店なら記念品(貰う方にとってはどうでもいいようなつまんらないもの)とか、そんなものです。

ここと決めたポスティングなら、そしてポスティングというぐらいだからたいていはその店の近所であるわけなので、もっと思い切ったことをやらないと効果が薄いのではないでしょうか。


ドリンク1杯などと言わずに、通常より50%以上の割引のある飲み放題だとか食べ放題とか、そのときは損するはずですが、その損というのは損と考えずに、販促費用と考えればいいことで。


『損』と考えるから“損”なわけで、それを必要なコストと見なせば、お客様に喜んでもらえる販促としては成功なのではないかなあと思いますが。

そのときは骨折り損のくたびれ儲けなどと感じるでしょうが、それが後々になって効いてくることもあります。


もちろん効かないで、ただただくたびれ儲けに終わってしまう場合だってあります、もちろん、ね。

それは、その店の味とか接客がまずいということで。

それもそうした経験で、それではそこのところにもっと力を入れ直して、もう一度やれるという反省だって生まれるわけで。


考え方ひとつで、損をしても、その損がただの損では終わらないようにもできます。


また考え方をコペルニクス転回でもって、ポスティングする地域だけ特別にお金をいただいて、特別なイベントを催すことだって考えられます。

お客様には後で「良かった!」と思ってもらえるようなないようにもっていければいいわけで。


“サービス”とは、何も料金を安くするだけのことではありません。

料金をいただいて、それ以上のサービスをすることも、良質のサービが提供できるのではなりませんか?




さて、連載中の『時代においていかれたテーラーの復活』は今日で第8回目です。

ここからどうぞ。


本田は事務所に帰ると、以前インタビューしたことがある、友岡にも話した、特定の顧客を獲得して成功しているテーラーのインタビュー記を読み返してみた。

そこからは友岡に向けて出す提案は出てこなかったが、今の状況だけは再度把握することができた。

友岡には、上記のようなテーラーとして再出発するようにという提案はできない。

置かれている状況が全然違うからだ。


折しも、百貨店やショッピングセンターでは、その頃ちょうど夏物のバーゲンセールをやっていた。

本田は妻のショッピングに同行した。

もちろんバーゲンセールがお目当てだ。

本田も夏物の、仕事ではくズボンが欲しいと思っていた。


そうして、妻の買物につき合いながらも、自身もあるショップでズボンを1本手に入れた。

そのショップでは、定番のものなら裾あげはサービスになっているが、バーゲン商品は裾上げ代が別にかかる。

仕方がないので、町にあるリフォームショップでやってもらうことにして、ズボンをそのまま持ち帰った。

翌日、近くのショッピングセンターに入っている、あるチェーン化しているリフォームショップにズボンを持ちこんだ。


                           つづく



それでは、また明日。

今日も一日、『スマイル!』で、がんばろう!


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藤田販促計画事務所、お客様力(ぢから)プロデューサの藤田でした。

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