爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

パソコンのお陰

2024年12月15日 | 日記
爺がインターネットに出会ったのは、平成14年68歳の時だった、国のIT戦略が始まりIT活用の推進中で、新潟西郵便局で高齢者を対象とした講習と受講者の募集に応募した。

パソコンは何でも知っているし、分かり易く何回でも教えてくれる。イチジクの剪定方法が最初の質問だったが、一本のイチジクながら実り多く、ご近所の皆さんに喜んでもらっている。

運転免許の返納した今、日頃の買い物は殆どネットスーパーやアマゾンを利用しており、インターネットを出会って良かったとつくづく思う。でも気分転換に対面での買い物も楽しんでいる。

2007年5月2日にブログを初投稿して17年、投稿回数も間もなまく1200回になる、身近に応援してくれる読者、全国各地の顔の見えない多くの読者から励みと楽しみを頂いている。

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幼馴染の女の子

2024年12月10日 | 日記
子供の頃に別れたまま消息の分からない幼友達、今も達者だろうかと、当時に思いを馳せながら、会いたいと思ったり、昔のイメージのままにして置く方が良いと思ったり。

小学校2年生の時だった、近くに転居してきた4人姉妹の三女で同級のN子さん、愛くるしい女の子で、男の子達から注目されていた。一緒にお喋りしなから下校した日のことを覚えている。

昭和15年頃の田舎で、男女二人だけで通学する姿は見ることはない。男の子達は羨ましかったのか、やきもちだったのか、あらぬ噂をされたこともあった。

N子さんとは、1年足らずの出合いだったが、あれから84年になる、思春期の頃には、どんな女性になったろうかと想像していた。一度だ様子を耳にしたが、聞かない方が良かった。

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アルバイト

2024年12月05日 | 日記
爺の高校時代の夏休みは、建築現場の雑役としてアルバイトをしていた。仲間たちと思いっきり遊びたかったのに、目的もないまま、親から言われて仕方なく、嫌で嫌で、たまらないかった。

現場監督が居ない時は、休ませたり、個人の買い物を頼んだり、現場から解放してくれた流行歌を歌いながら壁塗りしていた左官職の兄ちゃん、爺に優しくしてくれたのが嬉しかった。

長男と次男は大学生時代の夏休みには、卒業後の職とは無縁の仕事だった道路舗装、新築ビルの清掃、道路のライン引きなど建設現場でアルバイトをして小遣い稼ぎをしていた。、

27歳になる孫も大学生時代は駅構内の食堂でアルバイト、一緒にアルバイトしていた女子大生と意気投合、めでたくゴールイン。1年10か月になるひこ孫の成長を楽しんでいる。

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ご縁に感謝

2024年12月01日 | 日記
新潟県長岡市塚野山に江戸時代初期から庄屋を務めた古民家の長谷川邸がある。現在の母屋は茅葺寄棟造りの約300年前に建築され、現存する豪農の館としては北陸最古と言われている。

家内と初めて訪れたのは2004年の秋、神様のお導きか、長谷川邸ゆかりの上品なご婦人と出会った。庭に咲く娘さんがベルギー在住時に持ち帰ったものだと言う朝顔で家内と花談議になった。

春の桜、秋の萩の季節には「いらっしゃいよ」と電話での声掛けに甘えて、食事とお喋り、温泉旅行を、家内とは花談議を、爺とはプロ野球談議を、弓子姉さんとお呼びする間柄になった。

2007年12月23日、静かに帰らぬ人に、わずか3年のお付き合いだっが、今も尊敬し続けている御仁である。親子とは言え、娘さんのお振る舞いから弓子姉さんを偲ばれる。

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身体検査

2024年11月25日 | 日記
県北の小さな田舎の保内村(現村上市)国民学校で6年間(昭和14年から20年)は戦時下とあって学校での楽しかった記憶はなく、卒業写真もない珍しい学校だった。

国民学校は児童の心身を鍛錬する場であったので、 身体検査と称するものが重要視されていた。検査内容は身長 体重 視力などの測定 隣の村から人力車やって来る老医師の診察である。

眼鏡を鼻の先まで下げて一通りの聴診の後、胸部をたたいて「栄養 可」、次に背中を撫でて「脊柱 正」、今度は瞼をひっくり返して「眼疾なし」、最後に「はい よし」の声で終わる診察である。

老先生の名前は丸山先生、ゆっくりと、少々震え声で唱えると先生の雰囲気に近くなる。穏やかな人柄は生徒から好かれ、特徴があるので意味も分からずに口調の物まねをしていた。

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