平成9年に75歳以上の運転者の努力義務として導入された高齢運転者標識も本年6月1日から表示義務となり、違反者は1点の違反点数と4000円の反則金を上納することになったこともあって、最近は表示された車が目立つ。
11年前に導入され、更に平成14年に70歳に年齢が引き下げられたものの、年寄り扱いに対する抵抗であろう、紅葉マークが表示された車に出会うのは稀。
年齢とは、姿かたちが、それなりになっているのに、他人に知られたくない秘密心理が働いて、あまり公開したがらないものだが、反則金を召し上げられるとなれば別、施行前の5月31日には紅葉マークが売り切れた店もあったと聞く。
元気なドライバーの皆さん、いやいやながらも年齢を公開したので何卒ご加護を。
80歳になる爺のおじさん、車の運転は家族から止められ、現在の交通手段は、もっぱら自転車、自転車の前後には、もともと器用な御仁、自身が作った紅葉マークが張られている。
これをつけることで、歩道も走れるからと、2枚渡されたが、今の所、自転車にまで年齢を公開する気はない。