皇位の印として歴代天皇が継承してきた三種の宝物(鏡、剣、曲玉)をまねて、その時代の人々の憧れの的だった代表的な家電製品を昔から三種の神器という名称で呼んできた。
爺が結婚した昭和33年当時の三種の神器は「白黒テレビ」、「洗濯機」、「冷蔵庫」だった。共働きしながら昭和34年には洗濯機と冷蔵庫を、翌35年には白黒テレビを揃えることが出来た。
昭和40年代には「カラーテレビ」、「クーラー」、「自動車」になった。昭和42年に念願のマイホームの建築に合わせて「カラーテレビ」と「クーラー」が、同45年に運転免許を取得してマイカーを購入。
平成の御代では、「デジタルカメラ」、「DVDレコーダー」、「薄型テレビ」、令和の御代になると、「ロボット掃除機」、「全自動洗濯乾燥機」、「食器洗い機」説と「4K/8Kテレビ」、「冷蔵庫」、「ロボット掃除機」説が。