小学生の頃に近所の子供同士で楽しんだスポーツと言えば野球、僅かな空き地や稲刈り後の田んぼを利用、グローブもミットも無い、ボールは布製の手作り、バットは竹、ベースはボール紙など。
メンバーは4年生~6年生、良く遊び、良く学ばない子供ばかりなので何時も全員参加、6年生がチームの編成、ルール、守備位置、打順などを適当に決めてくれて試合が始まる。
官舎住まいの転勤族の子供たちばかりなので、毎年メンバーの出入りがあり、長いお付き合いが無いまま、散り散りバラバラ、音沙汰もなく、記憶にある当時の仲間も僅か。
あの頃の少年野球仲間は、何処で、どうして過ごしているだろうか、元気だろうか、大人の手助けなしで、普段着での手作り野球、今では見られない懐かしい情景を思い出したところ。