85歳の今日まで、大病もせず、自然災害にも会わず、不慮の事故にも会わなかった幸運に恵まれた爺、生存確率の低いと言われている心筋梗塞に見舞われたが、またも運の良さで余生にオマケを貰った。
病棟では大勢の看護師に出会った、名前と顔が一致するのは男性看護師のTさん、女性看護師のNさんとKさんの3人だけ、所定の血圧測定、検温、酸素の確認が終わると、短い世間話で爺を癒してくれた。
看護師、薬剤師、栄養士、理学療法士の皆さん、患者との基本的な対応は良く訓練されているなと感じたが、3人の看護師さんの、加えて生来の持ち味を生かした対応に元気をもらった。
退院する日の担当看護師は運よくお気に入りの一人Nさんだつた、最後の挨拶で彼女が言った、結婚するので近々退職することになりました、2度と病棟には来ないで下さいねと。