爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

最下位の座席

2010年12月27日 | ブログ
月給鳥になって最初の職場、年齢も給料も座席も最下位、6人の係員の末席で、上司からの指示どおり,ソロバンとペンを動かしながらの会計事務、盛り沢山な事務量で、心身とも余裕なく無我夢中の日々がしばらく続く。
当時、机も椅子も木製だが、机は両袖机、片袖机、引き出し一個の袖なし机、椅子は回転椅子、肘掛椅子、4本脚と背もたれのある椅子、それぞれ職制によって格差が、宿直時に回転椅子の座り心地を試したりして可愛らしい行動も。
間もなく始まった赤字財政再建計画により、昇給延伸、給料分割払い、新規採用の縮小時代に入り、当然のこと末席で過ごす期間も延伸、気楽な半面、時が経ち、仕事に慣れるにつれ、焦り、不満、物足りなさを。
昭和33年、初めての転勤先でも末席で同じ職務、職員構成も明治、大正生まれで占められ、語り合い競い合う同世代がいない環境で何の意欲も湧かない2年間だったが、得たものもあったなと、ずっと後に知ることに。




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中心市街地

2010年12月21日 | ブログ
全国の都市に存在している中心市街地と称するところは、何処も車社会の到来で空洞化を加速させたと云われているとおり、日常生活で中心街に出かける用事は殆どない。
先日、市の中心にある閉店したデパートを利用して7時間のボランティア活動、平日で天候にも恵まれなかったとは言え、人通りの少なさに驚いたり、がっかりしたり、昼食の時間帯には人の動きも多少あったが。
子供のころ、両親に連れられ、年に一度の家族旅行で楽しかった思い出の場が、あまりにも落差が大き過ぎる、関係者達が今も知恵を絞り続けているとは言え、恒久的な活性化への道筋は見えていないようだし。
ボランティア中に出会った近くで生活の老夫婦、目の不自由なご主人を支えながら毎日の散歩コースだという、また、地方から訪れた幼い子供連れの若夫婦はマイカーで郊外にある大型店の駐車場まで来て、更にバスに乗り継いで来る習慣だと言うが。




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年の瀬

2010年12月15日 | ブログ




我が家で師走のキーワードと言えば、お歳暮、年賀状、大掃除,餅つき、お節、ジャンボ宝くじ、お年玉、神様のオフダ等々と云ったところだろうか。
年末恒例の主な親戚へ挨拶まわり、寄る年波であろう、殆どが、お医者様から病名とお薬を戴いて加療中、お歳暮も、お見舞いに早変わり、改めて健康であることの喜びを感じた次第。
年賀状は欠礼挨拶が落ち着き次第、受付開始日頃からボチボチと。
大掃除は神棚から、新しいオフダを納め、新しい宝くじが供えられる。
宝くじは、残り物の福を求めて最終日近くの大安吉日に、あらゆる縁起を担いでも、ささやかな夢は一度も叶わず。
お年玉用の新しい「オサツ」は銀行窓口で、新しい「神様のオフダ」は鎮守様で新しいものは何でも良し。
慌ただしいのが、自家製お節用材料の買い出し、メモ片手にしながらも忘れ物の繰り返し。
一升用の機械での餅つき、30年以上前から使用している餅つき機だが丈夫で長持ち。

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贈り物行事

2010年12月09日 | ブログ
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我が家からのお歳暮、長い間、迷うことなく同じ品を贈り続けているが、品物の価値が分かり、楽しみに待っている人に限られ、逆に戴く品も毎年同じく、お気に入りの品がやってくる。
年齢を重ねても戴いたり贈ったりすることは楽しく、元気な間は健康の証として贈り続けたいし、何も贈られてこないのも寂しいもので、お互いお気に入り品の交換、お礼の長電話しながら情報交換も意義あるものと。
孫たちに送る当地の特産品、サクランボ スイカ 枝豆 ブドウ 梨は全て、お馴染みになった生産農家から直送するようになって10年近くになるが、それぞれの時期に農家に伺い、新年の挨拶と同じ今年もよろしくと注文。
日頃は味気ないスーパーや量販店での無言の買い物だが、ドライブ方々、生産者と世間ばなしをしながらの買い物、暇な年寄りの特権的な行動かも知れんが運転免許証の更新が可能な限り続けることに。



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ひげ&かみ

2010年12月03日 | ブログ
男の宿命と云うか、身だしなみと云うか、何時から髭剃りするようになったかは定かでないが、現役時代は出勤前の忙しい時間帯での髭剃り、時々省略する日も、余裕たっぷりの今は惰性で欠かすこともなく。
頭髪が頂上付近から薄くなり、肌が見えるようになったこの頃だが、個人差もあり、洗顔と洗髪の境界が明確でない人もいる中で、年齢の割には、爺には洗髪する髪が残っているほうであろう。
人気の漫談家,きみまろ曰く、「中高年、歯もなし,毛もなし、先もなし」と、自然現象を面白おかしく語っているが、歯は入れ歯、髪はかつら、代用品があっても、先の話は神に一任するしかない。
育毛剤と発毛剤は良く売れていると聞く、自然体でよろしいと思うが、気になるらしく殆どの方が内緒で、効果に期待して一度は利用しているらしい、親しき間柄でも、髪の少ない人の前で髪の話題だけは深く触れないように気配りしているつもり。





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