
久しぶりに、今年96歳になった先輩のT氏を訪れ、声掛けをしたところだが、足の運びは少々遅くなったが、頭は、まだ腐っていないぞと言いながら、部屋に案内され、しばらく講釈の聞き役。
病気に縁のなかった独身時代、突然の心筋梗塞とやらで緊急入院した時の手術医が京都大学の美人外科医だったと云う話から始まり、今も年賀状の交換中とか、100歳の誕生日には、美人外科医がお祝いに来る約束をしてくれたのが楽しみで死ねないと言う。
5年分の日記帳が書き終わり、今年から新しい5年分の日記帳に書き始めたとか、仕事柄 大勢の美人看護婦に出会い結婚したい人も何人もいたが,大勢のブスにも出合ったとか、相変わらず女性の話となると声を弾ませながら。
今も手先の仕事は続けており、母親が使っていたと言う、べっ甲の櫛やかんざしを3点づつ組み合わせ、小さな額に納めた飾り物、幾つかある中から、いただいてきたが、逆に元気を貰って帰ってきたところ。