爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

人から機械へ

2010年05月25日 | ブログ

ゴールデンウイークを挟んで、電子レンジが完全ストップ、17年前、それほど必要性も感じないまま買ったレンジ、使用する用途も限らているのに便利さから一転して不便さを感じながらの一週間を過ごした次第。

数ある家電用品も年々多機能になり、年寄りには使いこなせていないのが実態であろう、洗濯機は全自動、終了するとご親切なお知らせを、エアコン、テレビ、扇風機はリモコン操作、日常生活動作が機械に奪われ足腰の衰えが早まる心配、生活改善しないと。

猫の手も借りたいと云われた昔の農作業には子供達の役割も大きく、田舎の小学校では、田植え休みや稲刈り休みがあったほど、農家でない爺は宿題もなく遊び放題のお休みだったが、機械化された今は、人の手も猫の手も用なしに。

機械化、自動化のご時世、洗車機があるのに、入浴時、隅々まで手が届かなくなった老体のために、「自動背中洗い機」があればと思ったりするが、自分で洗う努力が一番よろしいのかも。 


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体調の管理

2010年05月19日 | ブログ

「暑さ寒さも彼岸まで」春分を過ぎれば余寒も薄らいで暖かくなり、秋分を過ぎれば残暑も凌ぎやすくなるという昔からの言い習わしも、今年の天候異変、もしか、環境破壊を続ける人類に対する神々からの警鐘ではと思ったりして。

石油ストーブとウチワが毎日の気象条件に合わせて活躍中、寝床はタオルケットになったり毛布になったり、下着は半袖になったり長袖になったり、セーターは綿になったりウールになったりの日替わりファッションが続いてる。

暑さも寒さも骨身にしみて体温調節に気配りするようになったが、最近は食生活の乱れやダイエットによる低体温の子供や若者が多くなったことを学んだばかり、まだまだ基礎体温は36度台を維持、何とか健康が保たれているようだが。

諸々の機能が低下した年寄りにとって、厄介なのが転倒による捻挫や骨折であろう、日頃から気をつけていても、運が悪いとしか言えないが、お年寄り同士お互い注意を喚起し合う声掛けは続けたい。


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ワンちゃんの近況

2010年05月13日 | ブログ

我が家は、爺のほかに妻が一人、ワンちゃんが一匹と三つ巴の共同生活だが、ワンちゃんも、加齢と共に益々自己主張が強く、時には所定外の処にオシッコをかけて不満をあらわにする、叱っても説明しても、ご理解いただけない。

6月には10歳に、人の年に換算すると56歳、管理職として活躍している年頃なのに、ゆとり教育で育った我が家のワンちゃん、教養は少なめなので多分無理であろうが、食は順調で栄養は豊か、元気で家中を犬小屋にして自由自在に走り回っている姿を見てると、人が犬小屋に同居しているようでもある。

年寄りの共同生活、最初に妻が早起き、続いてワンちゃんが起きて爺の頭を前足でつっついて起こすことから一日の始まり、食事はドッグフードに鳥のささみ、ジャガイモ、ニンジン等を添えての定食、日課の散歩、お遊び、抱っこが爺の役割だが、生涯、離れることのないワンチャンとの生活が楽しく続いている。


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退職挨拶状

2010年05月07日 | ブログ

年度替わり、後輩達から退職挨拶状が届く度に思い出す話題も多く、今年も爺が最初の仲人役を務めたF夫妻が退職挨拶方々久しぶりに我が家を訪れ、ホテルのレストランで食事をしながら2時間ほどのよもやま話、奥さんも定年まで残り2年になったと云う。

昭和51320日お彼岸のお中日、めでたくゴールインして34年になると云うF夫妻、26歳と24歳だった新婚夫婦も定年退職とは、人ごとと思っていたそうだが、婚礼当日は暦の上で仏滅、天候もこの時期に珍しくあいにくの吹雪、初めての仲人役の緊張感、43歳だった爺にとっても忘れることのない日である。

F夫妻、3人の男の子に恵まれ、会社員の長男には二人の孫が、中学校教員の二男は30歳になる独身、三男は大学卒業後、昨今の不景気風で就活中とか、親として世間並みのボヤキ話も、ちらちら聞こえてきたが、良しとしたい環境である。


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回覧板

2010年05月01日 | ブログ

昭和14年、東京市で誕生した回覧板、戦時下では、「回して頂戴 回覧板 知らせられたり 知らせたり」のメロデーに乗って活躍、後期高齢組の生徒さんなら今でも歌えるでしょう。

回覧板に関する多くのご意見が、ブログ等でも取りざたされているが、忙しい毎日を過ごす現役世代の家庭にとっては、煩わしい代物とも言える、365連休の爺でも日頃、回ってくる回覧板で一通り目を通すのは、数少ない町内行事の案内くらいであろうか。

近所付き合いが希薄になった昨今、お隣同士の挨拶や会話の機会としての役割は少々果たしていると思うので無駄ではないが、伝達手段としての役割は殆んどなくなったことも確か。

インターネットのご時世、多くなった留守家庭に滞在したり、宿泊したりしながら、のんびりと回る回覧板も最近の都市マンションでのお知らせは自治会のホームページのところも,ますます「隣は何をする人」。


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