爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

とっくりのセーター

2018年11月25日 | 日記

80才の頃からは、よそ行きの服を着て出かける機会も少なくなり、衣類を新調することもないまま、もったいない精神もあって、残り物の衣類を交互に着ながら過ごしている。

そろそろ、とっくりのセーターを新調しようかと、だいぶ前に利用したことのある小さな毛糸とセーター専門店を訪れた、80代になったという老夫婦が杖を使いながらも、頑張っていた。

奥さんが、今はタートルネックと呼び名が変わりましてねと言いながら、爺と家内に見合った製品を何点か出してくれた中から、気に入ったタートルネックを買い求めることが出来た。

久しぶりに同年代のご夫婦とお喋りしながらの対面販売を楽しんだ、買い物を済ませてから、お客も来なかったので、爺はご主人と家内は奥様との話が弾んで四方山話でひと時を過ごしてきた。


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年寄りの冒険

2018年11月20日 | 日記

曽野綾子の著書「老いの才覚」の中に、冒険は老人の特権で、三浦雄一郎さんのように山登りやスキーを楽しむ老人も多い、80過ぎてからジョギングを始めてトライアスロン大会に参加した人もいたとか。

安全だけがいいというわけではない、怖いことや危険なことを一切しない用心深い人は面白い体験ができない、危険は至る所に潜在してるもの、安全第一の生活を望むなら家に閉じこもっているしかないとか。

アフリカや南米の視察の旅をした時の話で、悪路では大きな接触事故が頻発して死ぬ思いも体験、マラリアにかかる可能性、テロリストに捕まる心配など危険を覚悟しながらの旅をしたとか。

子供たちも独立してしまって、現役時代から解放されたら、そろそろ死んでもいい年なんだから大いに冒険をと、冒険は青年や壮年のものではなく老年の特権だというが、小心者の爺には無理かも。


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11月も半ば

2018年11月15日 | 日記

お歳暮用品の案内、年賀状の発売とともに年賀欠礼挨拶状がボチボチ届く時期になった、今年も元気でお歳暮の手配を済ませて喜んでいるところ、これから楽しみながら年賀状の段取り。

心臓にやさしい生活習慣も定着したが、ドライブ日和の秋晴れの空を見る度に、好きな高速道路を利用した遠距離ドライブを楽しめない寂しさもあるが、これを機に年齢と体力に見合ったドライブを。

4日、気晴らしに新潟飛行場まで海岸線を片道30分のドライブ、空港内の土産店で買い物してから港内の椅子で一休み、乗降客の服装も普段着が目立つ、飛行機の旅も大衆化したものである。

12日、義弟の見舞いに上越市まで、新潟駅前から高田駅前まで高速バスを利用した片道2時間20分の旅、高田駅から病院まで乗ったタクシー、人手不足なのか、白髪の女性運転手にハラハラ。

 


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ゴミ当番

2018年11月10日 | 日記

一週間交代で年に2~3回ほど回ってくる自治会のゴミ当番、今週は爺の当番だ、年を重ねる毎にルール違反ゴミの始末もきつく感じてきたが、年の功で愚痴も言わずに一人黙々と作業。

ゴミの始末を終わった後の心地よさは、家での掃除を済ませた後と同じである、翌朝には前日に持ち込んだであろう新しいルール違反ごみが、きれいに片付いた中央に安置されている。

多分アパートに住む一部の学生の仕業であろうが、殆どが長男か長女で両親や祖父母から溺愛された宝物であると思うと、孫と同じ年頃の若者を責める気持ちにはならない。

4年間のルール違反を続けながら卒業された学士さんも、今では社会の第一線で活躍され、中には自治会のゴミ当番を体験されている人も居られるかも、想像しただけで微笑んでしまう。


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立ち話

2018年11月05日 | 日記

夫婦合わせて170歳の超高齢となり、爺も術後間もないこともあって、今は遠くへのドライブは控えており、2日か3日に一回ほど利用するスーパーでの買い物も気分転換の機会である。

最近は買いなれているスーパーで、何時も家内は野菜コーナーから、爺は別入り口の乳製品コーナーから入って効率的に買い物、最後は親しくなったMさんかAさんのレジで軽いお喋りをしながら精算する。

11月3日のこと、入り口で買い物を済ませた近所の奥さんと出会う、今日は一人ですか、奥さんはと問われ、日頃の習慣を説明したら、急いで買い物することもないでしょうと言われて、返事に詰まる。

確かに急いで買い物する必要もないし理由も見当たらない、近所の奥さんの疑問はもっともで正論である、所詮は爺の変わらない先ばかりを急ぐせっかち以外に何もないのである。


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