爺の世間ばなし

思いつくままのお喋り

赤飯好き

2009年11月26日 | ブログ

赤飯は、もち米に小豆、ささげを混ぜて蒸したもの又は炊いたものが一般的だが、地方によっては落花生や金時豆を使用するところもあり、祝いの席に食べるものと思っていたが、仏事に食べる地域もあるそうで。

近年は殆んど見られないが、昔の田舎道には、お地蔵さんが所々に祭られ、蟻に食べ荒らされているお供えの自家製赤飯が目についたもの、赤飯好きの爺には,いつも勿体ないなーとの思いで見つめながら、空腹の時間帯は特に。

義母(家内の母)が健在の頃、孫の顔を見に時々遊びに来たものだが、持参したもち米で炊きおこわを作ってくれたのを思い出す、帰りには、家内に、「たまには、作って上げなさい」と叱るように伝言していたものだが、「今度作ってやるよ」と返事はするが、今度と今度の間が長すぎて実行回数は少なめ。

今は義妹(家内の実家の嫁さん) 赤飯好きな爺のために機会があるたびに作ってくれるし祝い事で頂いた赤飯も宅配で送ってくれる、爺の葬式での枕経には赤飯を供えてくれるよう義妹に予約済み。


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頼もしいお年寄り(6)

2009年11月20日 | ブログ

07年10月7日付で紹介した旧K村に住む今年84歳になるというSさんと久しぶりのお茶飲み話、81歳になった時、祖父も父も81歳で死んでいるので2度あることは3度、おれも死ぬ年齢になったと気にしながら冗談を言っていたSさんだが。

81歳で前立腺の手術、医師から余命3年と宣告された本人、3年たった今もまだ死なないが、いつごろになるのかと診断した医師に質問をしたそうで、医師からの返事は一言、「言った覚えはないが」。

Sさん、幼いころにガキ大将で同級生のM君からウサギの卵だとウサギの糞を渡され、土の中に埋めるとウサギになると騙された話題で大笑い、そのM君も、すでに石の帽子をかぶりお休み中とのこと。

術後は好きな酒も0.5合の酒に0.5合のお湯を入れての晩酌、自身の葬式の段取りは息子に書き残したそうで、これから法事の段取りにとりかかる予定だという、かつての頼もしさは、やや下火になった感じだが、まだ口は健在。


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ペナントレース

2009年11月14日 | ブログ

今年のプロ野球も巨人が7年ぶり21回目の優勝で幕を閉じ、巨人ファンにとっては最高の結果に、確かに今年の巨人戦、シーズンを通して久しぶりに安心して強い巨人を見たよう。

巨人の投手陣、エースらしい存在は、いないが個々に先発、中継ぎ、抑えの役割を果たしていたと言うところだろうか、育成選手の松本はじめ、坂本、亀井の若手の活躍、小笠原、ラミレス、阿部のクリーンナップを中心に切れ目のない打線は頼もしく、巨人ファンにとっては、たまらない魅力。

勝利した4戦、翌日には各社の新聞を読みまくり、各局のテレビも見まくる、老いても、少年時代から続く巨人ファンであることには変わりがないようで、野球音痴の人達から見たら、あきれた話であろう、ちなみに、負けた2戦は、新聞もテレビも見ることはない。

いずれ日本シリーズ集が店頭に並ぶであろう、7年前には、売り切れで買い損ねた爺だが、今年は読み返しながら楽しみたい、免疫力アップで若返りにも効ありと言う。


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わが余生

2009年11月08日 | ブログ

戦後、しばらくは人生50年と言われた時代は、定年後間もなく彼の地からお呼びのかかった方が多いので、余生について考える必要もなかったのかも、人生80年時代に入ったことで、余生も長くなり過ごし方も千差万別、上手下手はあるようだが。

7歳から365連休の余生を過ごしている爺も、平均寿命まで3年弱、後期高齢組に編入後は市民検診は受診しないことに、体の何処かに自覚症状でも現れたらお医者様のお世話になろうかと、今は健康であるための自己管理に努めているだけ。

現在治療中のものは9月白内障手術後の点眼と子供の頃からの慢性中耳炎で年に数回の耳鼻科通い程度、快食、快便 入口から出口まで順調に流れているだけで毎日が快調、検診で悪いデーターに怯えるより知らぬが仏、悪い知らせは耳に入れず、平穏な心で過ごす方が健康に良いという免疫学の権威、安保先生のお説に全面的に賛同しながらの余生。


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忘れ得ぬ人

2009年11月03日 | ブログ

先日、父の27回忌と母の3回忌を一緒に済ませ、一区切りついたところだが、身内以外の故人で忘れ得ぬ方も何人か。

07年5月4日と翌年2月8日付のブログで紹介した旧K町のY子さんも、 そのお一人、07年12月23日、83歳で旅立たれて今年は3回忌、今も時折、家内と話題にしながら二人が尊敬し続けている御仁。

生前の話題の中で、「誕生日は昭和天皇と同じ4月29日、大勢の皆さんがお祝いしてくれるのよ」と笑いながら冗談を言っていたY子さん、いみじくも今上天皇の誕生日に亡くなられるという偶然、何か因縁深いものを感ずる。

訪れるたび、家に入る前に庭先で自身が咲かせた花の紹介から始まり花好きな家内との花談義が続く、後に娘のN子さんからY子さんの日記帳に記されたこの様子を読んだ短歌のコピーをいただいたが、会葬ご挨拶状の中でご家族から紹介されている数種の短歌もY子さんが生前に語られていたもの、改めてお人柄が偲ばれる。


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