昭和14年、東京市で誕生した回覧板、戦時下では、「回して頂戴 回覧板 知らせられたり 知らせたり」のメロデーに乗って活躍、後期高齢組の生徒さんなら今でも歌えるでしょう。
回覧板に関する多くのご意見が、ブログ等でも取りざたされているが、忙しい毎日を過ごす現役世代の家庭にとっては、煩わしい代物とも言える、365連休の爺でも日頃、回ってくる回覧板で一通り目を通すのは、数少ない町内行事の案内くらいであろうか。
近所付き合いが希薄になった昨今、お隣同士の挨拶や会話の機会としての役割は少々果たしていると思うので無駄ではないが、伝達手段としての役割は殆んどなくなったことも確か。
インターネットのご時世、多くなった留守家庭に滞在したり、宿泊したりしながら、のんびりと回る回覧板も最近の都市マンションでのお知らせは自治会のホームページのところも,ますます「隣は何をする人」。