寺の住職である義弟夫婦と久しぶりに近くの温泉宿での話、数年前から度々賽銭箱が被害にあっているが、今月の初め本堂内に一時保管した檀家から集金した現金が盗難にあったと言う。
寺は、誰でも、何時でも、断りなく自由に出入りできるところであり、特に田舎の寺では鍵をかける習慣もないところを狙われているようで、寺の様子を周知した上での犯行だろうが。
先日、お墓に居た見知らぬ年配の紳士に、「お茶でもどうぞ」と住職が声をかけた日の事、隣の家が泥棒の被害にあったとか、もしかして、あの時の紳士が泥棒だったろうかとは、後の話。
お盆や正月にお墓に供えられた酒やビールなど、最近は白昼堂々と丁寧に手を合わせてから持ち去っていくと言う、何れ後始末をすることになるので、咎めることもしないそうだが。