ジンム達一行全員、大熊の毒気に当たり、その場に失神して倒れます。と思いきや、又、ここに得体の知れない者が現れます。
“熊野之高倉下<クマノノ タカクラジ>”
です。「此者人命」と説明があります。
この「高倉下」ですが、わざわざ「タカクラジ」と読んでおり、その地域に住む人の名だと分かります。そして、その次の
“齎一横刀<タチヲモチテ>”
とありますが、読み方もその意味も、先の「下<ジ>」と同様に、何のことかさっぱり分かりません。
そこで又宣長先生です。すると、彼曰く。
“一ノ字は読むべからず・・・横ノ字に心を着べからず”
と。要するに、熊野の高倉下という者が刀を持ってジンム達の倒れている所へやって来て、倒れているジンムにその刀を奉ったということらしいのです。この刀はどんな刀か、どうして刀か、また、なぜ高倉下なのかなど分からないものだらけです。「古事記」はこの事についても、手抜きではないでしょうが、少々説明不足ですよね。
では、「日本書紀」にはと、開いてみました。するとそこには・・・・・
例によって、それは明日にでも・・・・・
“熊野之高倉下<クマノノ タカクラジ>”
です。「此者人命」と説明があります。
この「高倉下」ですが、わざわざ「タカクラジ」と読んでおり、その地域に住む人の名だと分かります。そして、その次の
“齎一横刀<タチヲモチテ>”
とありますが、読み方もその意味も、先の「下<ジ>」と同様に、何のことかさっぱり分かりません。
そこで又宣長先生です。すると、彼曰く。
“一ノ字は読むべからず・・・横ノ字に心を着べからず”
と。要するに、熊野の高倉下という者が刀を持ってジンム達の倒れている所へやって来て、倒れているジンムにその刀を奉ったということらしいのです。この刀はどんな刀か、どうして刀か、また、なぜ高倉下なのかなど分からないものだらけです。「古事記」はこの事についても、手抜きではないでしょうが、少々説明不足ですよね。
では、「日本書紀」にはと、開いてみました。するとそこには・・・・・
例によって、それは明日にでも・・・・・