昨日「欺陽」という字に付いて書いたのですが、『陽』とは「太陽」「陽気」「陽性」など、何か生き生きと活動する大変明るい感じがする字だとばかりに思いこんでおったのですが辞書を見ると、此の他に
“そと(外)。うわべ”
という意味が「陽」にはあるのだそうです。80年も生きてお恥ずかしい話ですが、初めて知りました。そうすると、この「欺陽」を宣長が<イツワリテ>と読んだのが分かります。それに付いて宣長は
“陽は伴と同じくして、実には然らぬことを、うはべに然る貌<サマ>をする意の 字なり”
と説明があります。
漢字って、本当に、よく考えて作られたものですね。中国人の深い深い思いがその中から感じられます。アルファベットやひらかな等の表音文字と比べてみると、びっくりするほど大変な思慮深い面白い表意な文字だということが分かりますね。もっと漢字を日本人は大切に使わなくてはと思います。グローバルな現代の世界だからこそ、英語も国際語としていいのですが、日本人のアイデンティティとしてもっと漢字を大切にという思いがします。
“そと(外)。うわべ”
という意味が「陽」にはあるのだそうです。80年も生きてお恥ずかしい話ですが、初めて知りました。そうすると、この「欺陽」を宣長が<イツワリテ>と読んだのが分かります。それに付いて宣長は
“陽は伴と同じくして、実には然らぬことを、うはべに然る貌<サマ>をする意の 字なり”
と説明があります。
漢字って、本当に、よく考えて作られたものですね。中国人の深い深い思いがその中から感じられます。アルファベットやひらかな等の表音文字と比べてみると、びっくりするほど大変な思慮深い面白い表意な文字だということが分かりますね。もっと漢字を日本人は大切に使わなくてはと思います。グローバルな現代の世界だからこそ、英語も国際語としていいのですが、日本人のアイデンティティとしてもっと漢字を大切にという思いがします。