私の町吉備津

岡山市吉備津に住んでいます。何にやかにやと・・・

書紀の“高倉下<タカクラジ>は・・・

2019-06-07 08:54:44 | 日記
「高倉下」とは何者でしょうか???古事記では分かりません。そこで「日本書紀」を見ると、何故この人がジンムを助けのがその理由が分かります。それを・・・・

 『熊野に住んでいた「高倉下」が、丁度、ジンムが倒れた時にです、夢を見ました。
 
  アマテラスが武甕雷<タケミカヅチ>に、
“葦原中国猶聞喧擾之響焉<ナホ サヤゲリナリ>”
  大変さわいでいる。早速行ってそれらの者を征伐して来なさいと命令します。すると
  タケミカヅチは
   「私めが行かなくても、私はかって国を平(ことむ)けした剱を中ツ国に下(くだ)    せば、自然と騒ぎは収まるでしょう。」
  とアマテラスに申上げます。
  それから、タケミカヅチは高倉下に伝えます。スマホのない時代ですが、天と地の間は  相当な距離があるにも拘らず、即座に、伝わります。
   ミカヅチは
    「私の剱は“韴霊<フツノミタマ>”と言います。それをあたたの庫に置いておき     ますから、それをジンムに渡してください。」
  と、高倉下の夢の中で伝えます。
  朝起きて、庫を開いてみると、昨夜の夢のお告げの通りに「韴霊」の剱が庫の板場に立  て懸けてありました。それを高倉下は、早速、倒れているジンムの所に持って行きま   す。』

 「ああなるほど」と感心しきりと読んで、再び、古事記へ・・・・・・すると、これは大変な私めの、早とちりも早とちり、過ちであることに気が付きます。そこらあたりの事情がくわしく古事記にも書いてあることに気が付きます・・・

  それはまた、又、また明日に