道なき嶮しい山地を越えて、宇陀に到着します。すると、その地には
“兄宇迦斯<エウガシ>、弟宇迦斯<オトウカシ>”
の二人の兄弟が住んでいました。そこに至ったジンムは、先ず、八咫烏を二人の元に遣わし、
“汝等仕奉乎<イマシドモ ツカヘマツラムヤ>
「今、天神御子様がこの地にお着きになられました。あなたたち二人は丁重にお仕えしますか。」
と尋ねさせます。すると、兄宇迦斯は
“鳴鏑<ナリカブラ>”
(空を飛んで行く時に雷のような音を出して飛ぶ矢)
を八咫烏に向けて放ちます。この矢は相手を威嚇してするために放った矢で、決して射殺すための矢ではありません。追い返す為に使ったのです。ただ大きな音を出しながら飛んでくる矢で、相手を脅すのが目的です。鎌倉時代から流行した「流鏑馬」に使われる矢も鳴鏑を使ったのです。
ということは、「早くこの地から離れて、倭でもどこへでもに行きなさい。」という合図だったのでしょうね。????
この兄宇迦斯の行った行為は、つい先日、イランに対して言い放った『攻撃する』と云ったトランプ大統領のニュースも、この「鳴鏑」と同じ役割をするものであったかもしれませんね?????現在の鳴鏑はネットでその働きをするのです。
“兄宇迦斯<エウガシ>、弟宇迦斯<オトウカシ>”
の二人の兄弟が住んでいました。そこに至ったジンムは、先ず、八咫烏を二人の元に遣わし、
“汝等仕奉乎<イマシドモ ツカヘマツラムヤ>
「今、天神御子様がこの地にお着きになられました。あなたたち二人は丁重にお仕えしますか。」
と尋ねさせます。すると、兄宇迦斯は
“鳴鏑<ナリカブラ>”
(空を飛んで行く時に雷のような音を出して飛ぶ矢)
を八咫烏に向けて放ちます。この矢は相手を威嚇してするために放った矢で、決して射殺すための矢ではありません。追い返す為に使ったのです。ただ大きな音を出しながら飛んでくる矢で、相手を脅すのが目的です。鎌倉時代から流行した「流鏑馬」に使われる矢も鳴鏑を使ったのです。
ということは、「早くこの地から離れて、倭でもどこへでもに行きなさい。」という合図だったのでしょうね。????
この兄宇迦斯の行った行為は、つい先日、イランに対して言い放った『攻撃する』と云ったトランプ大統領のニュースも、この「鳴鏑」と同じ役割をするものであったかもしれませんね?????現在の鳴鏑はネットでその働きをするのです。