よかど!鹿児島

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ネットの活躍/未曽有の危機(17)

2011-06-02 10:01:13 | その他

大震災でネットが活躍

ネットが「第3の道」、メディアに新たな役割 

東日本大震災では、インターネット各社やNPO法人、企業・個人のネットが被災状況や安否など刻々と変わる情報を伝え、被災状況はもちろん、支援物資集めや募金活動に貢献した。

このことは、ネットが新聞やテレビなど、既存メディアを補完する「第三の道」を実証したのではないだろうか。ヤフーの井上社長は、「ネットが信頼性の高いメディアとして、存在感をつよめた。」と発言している。

今回の大震災でのネットの活躍・役割を強く感じたのは、被災地での被災者の避難情報や必要な救援物資の情報を必要な方に直に伝える役割を果たしたのではないだろうか。

被災者の方が、壁に張り出した身内や親戚の安否確認を、いち早くネットで検索できるようにしたり、必要な情報を必要な方に、双方向での情報をうまくマッチングした。

この即効性やきめ細かなネットの情報伝達手段は、100年以上の新聞、50年のテレビの歴史の狭間で、登場してわずか15年で「新しい第三の道」の役割を確実にしたと思われる。

その点では、私達NPO法人が、行政でもない企業でもないその2者の狭間で、「新しい公共」の役割を目指しているのと共通性を感じている。

どちらもまだ、信頼性という面では不安があるが、確実に新しい役割を果たしていくのは間違いないのではないでしょうか。それにしても、ヤフージャパンのページビュー(総閲覧件数)が3月14日23億6500万件、2ヶ月でネット募金が90万人で14億集っまったことにはビックリさせられました。 

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