現場に改善の余地は多い。
「現場」を歩き抜いて経営判断
今、変革の時と言われる。このような時期に経営トップはどのような気持ちで仕事に臨んでいるのだろうか。
セイコーエプソンの唯井 稔社長は、自分の仕事術について、次のように述べている。
○仕事の上で大切なのは、「目的」を明確にすること、そして一度目的を定めたら徹底的にやり抜くことです。
○トップの役割は「会社をよくする」という目的のために、企業全体が進むべき方向を明示すること。更に生産や販売など個々の部門についても、従業員トップが目的を共有することが重要と考えています。
唯井社長は、毎週2~3日は、各地の工場や研究所、営業所など「現場」に足を運んでいるという。現場で働く従業員の実力や考え方を知り、また社会や消費者が今何を求めているかを、肌で感じるためだそうだ。そして、目的をしっかり定めるには、自社の製品のサービスの価値を正しく見極めることが必要ですと述べている。
そのためには現場に足繁く通い、よく見て、よく話すのが一番。各事業所では、社員と対話も欠かさない。やはり、原点は昔から言われる「現場」に経営のヒントがある。企業トップは、この現場を歩き抜いて経営判断をする。このオーソドックスな方法がやはり基本であり、一番なのですかね。
皆さんは、どのように思い、実行されていますか。
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