鹿児島工業高校2010年度「ジュニアマイスター顕彰」で日本一
全国最多の330人が称号を受賞
鹿児島県内の工業高校では、生徒の各種国家資格取得に真剣に取り組み、卒後の実践の場で生かせるよう努力しています。
全国の高校では、全国工業高等学校長協会が2001年度から開始した200を超える資格や検定、コンテストを難易度に応じて点数化し、合計に合わせて、ゴールド(45点以上)、シルバー(30点以上)の称号をあたえている「ジュニアマイスター顕彰」に向け、熾烈な戦いをしています。
2010年度に、この「ジュニアマイスター顕彰」の日本一に輝いたのが鹿児島工業高校(長里和吉校長)です。
10年度の結果は、先月26日に発表されましたが、同校は全国最多のゴールド130人、シルバー200人、合わせて330人称号を受け、2年ぶり4度目の全国612校の頂点に立ちました。この同校が日本一に輝くまでには、多くの生徒が始業前に資格試験に向けた補習授業への参加など、日常の生徒と先生方の努力の積み重ねの結果です。
鹿児島県内では、県立加治木工業(姶良市)が14位、県立鹿屋工業(19位)になっており、鹿児島県内の工業系高校の質の高さを証明しています。
この質の高い多くの人材が毎年県外に流失しており、県内に定着すると、鹿児島の発展に貢献することは間違いないのではないだろうと思うと、とても残念です。出来るだけ、県内企業へPR・周知が大事だと思います。
いずれにしても、鹿児島工業高校の皆さんおめでとうございます。
かごしま暮らしネット hpp//www.kagoshima-kurashinet/ かごしま企業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/