よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

ものづくり拠点オープン②/鹿児島の話題・情報(96)

2011-06-28 06:05:22 | 鹿児島の話題・情報

鹿児島大学大崎活性化センターが大崎ものづくり会館内にオープン

大隅地域の拠点施設として活動を開始

6月24日にオープンした大崎ものづくり会館の中に併設された「鹿児島大学大崎活性化センター」の役割に期待がかかる。

当活性化センターには、「連帯ラボ」「図書室」「研究室」「休憩室が設けられ、今後、大崎地域での学習セミナーや地元企業等との共同研究の場所としても活用されることになる。

当初、このセンター設置構想は、鹿児島大学理工学研究科の小原教授が、長年の内に、大学や民間企業等からの廃棄処分され、まだ、充分使用可能な各種の理化学・工業用機器・部品等を保管する場所探しを、当協会会員企業の2社に相談したことから始まった。

この保管した場所で、鹿児島大学の修士や博士課程の研究の場としての活用、あるいは、折角、教授や院生等が集まるから、地元企業や高校生等の教育や実習の場に使えないかということの検討にに始まり、大崎町を巻き込み、更に大学内の色々な分野の大崎での研究や活動拠点として、誘致できないかなど、色々なアイディアが出され、展開していった。

その結果、まず、鹿児島大学の「大学と地域とのローカルシンフォニー」事業のモデル地域にお願いをしようということになり、私が東町長を大学の当事業の委員長に面談の場をセットし、昨年3月末、事前セミナー開催にこぎ着けたことから、大学と大崎町の関係が動き出した。

小原教授のまだ使える廃棄後のリサイクル機器・部品の活用に対する思い、また、大崎町のゴミリサイクル率日本一の取り組みがうまく絡み合い、同時に、地元企業の大学との連携・連帯していきたいという思いが加速し、地元でのものづくり企業の組織化になり、舞台が整っていったものだ。

更に、小原教授が客員教授を務め、インドネシア大学と、また大学のあるデポック市での連帯による研究事業の取り組みが、これ又、大崎町や地元企業ともうまく絡み合い、国際的な連帯の動きへと展開していくことにつながった。

大崎ものづくりネットワーク振興会が目指す、「企業と企業、ヒトとヒト、地域と大学をつなぐ」、ネットワークの動きが今、まさに始まった。

今後の、県内でのモデル地域、取り組みとして注目される。心から期待をし、発展をお祈りしております

        

            協定書の調印式                         看板の除幕式

       

               図書室                               研究室 

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かごしま企業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/       

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