高校の工業部会の教育学習研究会に出席
部会員の校長先生方90名に講演の機会を戴きました。
先週10日に県立加治木工業高校で開催された「県高校工業教育学習指導研究会」に案内を戴き、お話をさせて戴く機会を戴きました。
当日は、県内工業系高校の校長先生や教頭先生など90名の方々へ、「企業経営の潮流変化と高校教育」についてと題して、私がこれまで企業、高校等とのお付き合いの経験から得た情報・経験を基に約1時間の講演をさせて戴きました。
話のプロの先生方への講演で、少し心配しましたが、今、日本企業はバブルの崩壊に始まり、平成19年9月のリーマンショックを切っ掛けに大きなうねりとなり、今年3月の東日本大震災と最近の円高等でこの潮流が加速して変化してきている話をさせて戴き、高校での人材教育もこの企業の潮流変化に対応した教育が求められている時代になってきていること。そのために、高校教育の第一線の先生方の意識改革が求められているのではないかという、私のこれまでの経験上からの思い・主張を述べさせていただきました。
そのために、批判を覚悟で、先生方に私の考えている10の提言させていただきました。どういう受け止め方をして戴いたかわかりませんが、今、何らかの手立てをしていかないと、鹿児島の人材は益々少なくなり、又、以前として県外への流失は止まらないのではないでしょうか。
ぜひ、読んでいただいた方はご意見を戴ければ幸いです。
潮流変化に対応した新たな高校教育への取組・提言
①体育祭や文化祭を衣替えし、学内向けから地域向けの情報発信の場に開放
②学校施設(空き施設等)を企業・地域向けに開放
③企業向け定期的な授業参観日の開設・相互交流の実施(1年生から)
④企業や地域有識者による学校経営へのサポーターの任命など新たな取り組み
⑤企業参加の講義・講座の開設
⑥学校間交流、特に、農業・工業・商業系の高校間での共通講座開設
⑦実用英語の拡充
⑧新興国からの留学生受け入れ
⑨各高校のトップクラスの生徒を地元企業へ定着促進
⑩各高校が主役 現場から潮流変化に対応した取り組みのアイディアを
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