中国不動産バブル崩壊
住宅価格は中国全土で下落
中国の不動産市場がバブル崩壊に直面しているという。
それは金融引き締め策により、全国規模で住宅価格が下落し、極端な「住宅を買えば、BMWがもらえる」極端な販促も出てきているそうだ。
中国政府がインフレ抑制のために実施してきた金融引き締め政策が影響していると言われる。中国人民銀行は10月28日、銀行の不動産業者や住宅購入者向け融資が1~9月には前年同期比43%も減少したと発表したが、まさにその結果として、不動産への投機資金が急速に枯渇して価格の暴落が起きる事態となったとのこと。
今年3月3日掲載の日経には「史上最大の不動産バブルが膨らんできている中、本格的な金融引き締め政策の実施は、いや応なくバブルの崩壊を引き起こすに違いない」との予測記事が掲載されたが、8カ月後の今、状況はまさにこの通りとなっている。
中国の不動産市況の失速は、世界経済にとっても気がかりである。
世界経済の成長を後押ししてきた中国不動産市況はこれから日本や世界経済にどのような影響してくるかをじっくり注視すべき動きである。
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