ポストBRICsである「VIP経済圏」とは?
「ベトナム、インドネシア、フイリッピン」の滞在力
今、日本のTPP議論は白熱し、反対か賛成のどちらかを巡り対立しているが、BRICsの次のパートナーはVIP経済圏だと、日経ビジネス誌が主張した記事を出している。
実は、VIPとは、「要人」のVIPは知っていたが、どこの国を指すのか知らなかったが、これはベトナム、インドネシア、フィリピンの3か国の頭文字を取ったものだそうだ。
この身近な親日国家3か国が、日本の次の新たな活力源になると主張している。
超大国ではないものの、豊富で多様な人的資源を持つ3か国はアジアでも屈指の親日国だそうだ。少子高齢化、消費衰退、内向きといった日本経済の弱点を補完してくれる相手でもあるという。
既に日本企業にとってはBRICsへの進出、市場攻略は欠かせないものとなっているが、ただ環境は決してよくないようだ。目下中国経済は住宅バブルや固定資産投資の減少に伴うマクロ調整という楽団を抱えているようだ。
この中国の減速リスクは、海外事業が中国に偏っている企業の経営リスクにつながる。展開先を多様化すると同時に、次の新たな成長機会を取り組むためにも、BRICs以外の地域に目を向け、海外戦略をパラダイムシフトすべきタイミングに差し掛かっており、その有力候補が、この3か国「VIP]だそうだ。
今後、この3か国への日本の動きが注目される。
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