よかど!鹿児島

企業家交流協会のモノづくり、人づくり、地域づくりのための支援活動や鹿児島の魅力などについて情報提供していきます。

人材確保/鹿児島での活動(143)

2011-11-24 06:45:10 | 鹿児島での活動

中小企業にとって優秀な人材確保のチャンス

その人材確保でユニークな面談

今では大企業と言えども、いつ事業の「選択と集中」により、その職場を追われるかわからないというリスクを負っている時代ではないだろうか。

鹿児島県においても、NEC,パイオニア、最近ではパナソニックなど大手企業の子会社が、閉鎖、縮小に追い込まれる状況が続いている。

こういう現象も影響いしているのだろうが、最近の就職活動に臨む学生の意向も大手企業、公務員志望に加え、中小企業やベンチャー企業にも目を向けてきているようだ。

今年も、当協会会議室で4人の学生の企業面談に立ち会わせてもらっている。

その中で、ユニークな採用条件を出した会員企業がある。鹿児島大学の院生の面接で、ほとんど仲間が内定をもらい、私が最後だとの話を聞いた社長が、「わかった最後の院生か。では、今まで高校卒業後7年間あなたの親が出してくれた費用2,100万円(1年に約300万で換算)の親からの借用書を貰ってきなさい。」「それを見て内定をだそう。」という条件をだした。

一生かけて、親に借金を返す。そのために一生懸命就職して働くだろうとの意向だろうと推測したが、真意のほどはわからないが、面白い面談だった。

これまでも、毎年1~2名、鹿児島大学から採用されている会員企業なので、今回も内定は間違いないと思われるが、この院生が社長の意向をどのように受け取り、借用書を持ってくるのか、そして、どんな社員に育っていくのか興味を注がれる面談でした。

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 かごしま企業家交流協会 hpp//www.kagoshima-kigyouka.com/  

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