黒さつま鶏に注目度高まっている。
黒さつま鶏での商品開発
鹿児島県の黒シリーズの一つとして、県が開発した「黒さつま鶏」。これに人気が高まっているという。
2011年度から本格出荷が始まったばかりの「黒さつま鶏」は、県外にも専門店がオープンしており、この新たな特産のブランド確立に向け、県内企業がタッグを組み、スープや飴など様々な商品開発が進められているという。
その一つが、先日地元紙に報道された。それは、大崎町の「富士屋製菓」と鹿児島市にある「藤安醸造」、飴屋と醤油屋が、県の中核的企業創出プログラム事業に採択され、開発を進めてきたもの。
1つが、富士屋製菓が黒さつま鶏のスープをベースにした「飴」を今夏に発売するもの。「カンロ飴」のような風味が広がるもので、サツマイモが原料の調味料などを加え、3種類を試作。
もう一つが、藤安醸造の、同社のみそ・醤油の醸造技術を駆使した「スープ」の開発。
通常は廃棄される「がら」や「とさか」、「もみじ」などを生かし、3種類のスープを開発。鹿児島中央ターミナルビル地下にオープンした「地鶏の鶏膳」でも、そばや鶏飯などの料理に活用されているという。
この他にも、「イシマル食品」(鹿児島市)などのラーメンの開発も進んでいるという。麺にからみつき、独特の濃さがあるという。
今後も地場企業が連携して、菓子など多彩な商品が開発される予定という。ただ、予想以上の人気に「ひな」の供給が追いつかないという、うれしい課題があるとのこと。
これから、鹿児島の黒シリーズの一つとして、ブランドとして定着できるか注目される。
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