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月に一度の松山の整体教室。7月が終わりました。松山から呉に帰るフェリーからの景色です。
どのような整体ですか？と聞かれたら、柔らかい力でそっと脱力してもらう方法です。
人間の本来のありかたに近付けるように体を調整していきます。そう、使いやすい体づくり。
そしてもうひとつ、とても重要なことは、体と心がひとつであるということです。
数値を調べて標準値にして、はい治りましたとは言えません。心です。幸せを感じて過ごせるかどうか、それを感じる体があるということです。
体の使い方は、随分変わってきたと思われます。
もともと、日本人はとても上手な体の使い方や作法がありました。それが、今では西洋に学ぶという形でうまく使えなくなっています。
日本柔道が強い理由、それをもう一度考え直してみるべきです。
産後の骨盤にもどうなっているんだろうと疑問に思います。
出産の時でさえ、あのベッドであの手の位置では力は集まりにくいだろうに。
出産前に歩くことがいいと医者はすすめますが、歩き方は人それぞれ、いい人もいれば無理が来る歩き方もあります。
整体では、この歩き方や、力の入るコツ。
骨盤のためには肩甲骨が大事なこと。それを調整しながら、力感覚とあわせて感じてもらいます。
子供を背中に負うことがどれだけ素晴らしい体作りになるか、母親の骨盤調整になるかということを考えないといけませんが、
今では前に抱く人が多いです。
このあたりも産科では何も指摘されないようです。
骨盤を閉めるベルトは売ったりしていますが、骨盤と肩甲骨がセットだと気づいていないようです。
そのような指導はあったかと聞くとないようですね。
肩甲骨を開いたまま骨盤を閉めたら逆に害になりますよ。後で肩甲骨が戻りにくい猫背になってしまいます。
健康な母親の体、それで子育てをすることがいかに大切かと思えば、いろんな方面から母を支えたいものです。
最近は、動作の練習も兼ねて感じてもらっています。
机の上の携帯電話を耳に当てる動きをしてもらいます。重さ、わかりましたね。
では、携帯電話を持ったつもりでもう一度、その動きをしてもらいます。当然、軽いですね。
では、もう一度、携帯電話をもったつもりのまま、実際にもって耳まで運びます。どうでしたか？いつもの方法より軽くなかったですか？
これが、イメージによる力の出し過ぎです。無駄な筋力を使っているのです。
これに対して、膝が痛い、腰が痛いのは筋力が落ち課から、筋力をつけましょうと病院でリハビリする人も多いようですが、
筋肉が緊張して固まっているから痛いのです。
緩めて、本来必要な筋力で使うことが大事です。
僕が最近おすすめしていること。
それは、気づきの瞑想です。
何事も気づいてみること。たとえば、息を吸っている、息を吐いている。
立っている。足裏に重心を感じる。かかとを上げる、アキレスけんが緩む、ふくらはぎが緩む。
前にお辞儀をする、みぞおちが緩み、腹が緩んでお辞儀をする。
このように体のいろんな部分に気づきながら使うことが理想なのです。
ビールのジョッキを指と手のひらで持つ、前腕に力が伝わる、上腕に力が伝わる、肩に力、という具合に。
普通だと、にぎる、持ち上げる、この時は肘と肩に重さを感じていて、腕の部分に意識が薄いのです。
緩く、子供の寝がえりを手伝うように小さく動かしていけば、体は緩み、緩むと骨は元の位置に戻りやすいのです。
そのあと、息を吸って吐いて、力を抜いて動くこと。
気持ちは、自然をしっかり感じて、逆らわず宇宙の動きのままに。
心地よい自然に体をゆだねていけばいいのです。
元気なうちに、薬の変わりは食べ方の工夫です。量を減らして、わずかな力で、受け入れる気持ちで過ごしましょう。
という整体なのです。
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呉市広にある腰痛、肩こり、生理痛、冷え性の整体院 身体均整 木村
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