久万高原の直瀬に向かう道

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久万高原の道の駅から直瀬に向かいました。
続いて記事を書いているのですが、３日日曜日のとびしま海道から今治へ、温泉にはいって砥部焼をかって坂を登り、
山の上の久万高原町なのです。

原付の旅。これはいいです。１２５ですから車と同じスピードで走れます。
同じといっても勝ってしまったり、譲られたりしてしまうのですが。
あっ、ここ。
と思って写真を撮りたいような風景をみつけます。
この日は、川のせせらぎに気づく日でした。



そして、また紫陽花を見つけました。



道路わきに林に囲まれた影にあります。木漏れ日が当たって色鮮やかです。

旅の時に、ここに行けば何がある、何を見てきたというのは、地球と一体化していないなと思うのです。
最近の気づき。
もともと人間は、この癒される地球に生まれている。既にここにいるのです。
そこを移動してみると、そう、ここにいると発見する。ここにというのは、何県ということではなく
いつも地球上に立っているのです。



だから、いいなぁというのは毎日のことでどこにいたからではなく、自分の感じ方によります。
いろんな天気があって、変化する風景があってというので穏やかに楽しいです。



すばらしい大地にいる。
そんなことを書いた大地の瞑想、ティクナットハンを読んだ後なので感じやすくなって、今回の旅は、
自分なりに納得の写真が撮れました。



写真は、旅の記録ではなく、自分感じた瞬間の記録ということで。

農場です。
農場といえば、写真家の大原治雄さんが浮かびます。
白黒写真でとても力強いく微笑ましい農場の写真集。



また、せせらぎをみつけました。
水はいいですね。
そう、水道から出ているのが水ではないですね。ここに流れているのが水です。
これを忘れていたのです。蛇口からじゃない川を流れているのが水。



田んぼの緑が綺麗ですね。三角の山。
キッチンスプーンはもうすぐそこです。



こちらの道は、岩屋寺に向かう道です。
何を写したのかといえば、都会のように人間が地球上を支配しているかのような雰囲気はありません。
一体となって恵みを喜んでいるようです。



何かに気づくのは、見えるものではなく、感じている自分です。
ほどよい風がありました。



おいしい米がとれるだろうなぁ。
野菜もつくっていると、もうそれだけで十分だろうなぁと思える緑の田んぼです。



この感覚のまま整体に向かうと、それはとても心地よいものになります。
大地の上に立っていることに気づく。
これが気づきの瞑想です。どの場所にいても。

雲はよく動きますね。



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砥部町から久万高原へ

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今治港から鈍川温泉へ、そして砥部町へやってきました。
砥部といえば砥部焼。陶芸館に寄ってきました。
せっかく来たのだから何か買おう。入り口の自動ドアが開くと右手に風鈴がありました。
砥部焼でできた風鈴。さがっている札を揺らすといい音がします。
夏に風鈴、これはいいですね。子供の頃はあちこちで聞こえていたような気がします。



他に見ている人は、若い大学生ぐらいの女性グループ。
女性は食器に興味があるでしょう。僕も家で使っているいくつかが砥部焼なので、ちょっと追加ということです。
小食用の茶碗にしようか、マグカップか、小さな皿か。



じっくり眺めて、昔ながらの柄を選びました。
数も値段もほどよい感じの旅の記念です。



旅といえば、癒しということですが、これは、疲れた体や心があって旅に出ると癒されるというと、それはちょっと違います。
僕は今、癒される必要もないし毎日快適に過ごしています。
思うように運べている感じです。
そこに旅をいれると、そうです。さらにパワーアップというかぎゅっとしまった感じに力がわきます。



つきあっているのは一日中、自分の感じ方との付き合いなので面白いです。
見えるもの聞こえるものを発見。

１２５ＣＣのバイクなのでバイパスはできていますが、そこは通れません。旧道を通って坂を登っていきます。
そっくりな写真のようですが、見ているものは違うのです。
松山市が見えましたよという写真と、山の上に小さな集落がありますよというのと。



山の上に連なる電線。四国電力がんばってるねぇ。原発はいらんよ。地震も多いし。
そして、おお、海を見ると島が見えます。



これぐらいになると、写真では見たまんまが写りにくいですね。
大きなデジカメがいるのかもしれません。ごご島あたりがよくわかります。



ふと見上げると白い雲。動いています。
交通量が少ないので、走っている位置でそのまま止まって写真を撮りました。
本に書いてありました。
空を写すといいです。
その日の気分の空が写ります。



さて、山の頂上まで来て下り始めました。いよいよ久万高原町。
長い旅かというと、そうでもないです。今治についてからというとけっこうな時間を使っていますが、
時間の流れも雲の流れと同じ、ゆったりのんびりです。



道沿いに紫陽花を発見。
今は久万高原では紫陽花が綺麗ですと半月ほど前に聞いていました。
紫陽花といえば雨に似合うと思っていたのが、ここでは山の緑に似合うという方があっているようです。



お遍路さんも歩いています。
緑の山、青い空、白い雲。空に少し近づいたような気がします。



久万高原にくるとこんな山があります。削ったのでしょうか。
ここにもまたせせらぎがありました。
これは車だと見過ごしてしまいます。バイクだから気づいてすぐ止まれる。



道の駅によってから直瀬に向かいます。
道の駅では、野菜や米が売られていて帰りに買うものをチェックしました。
これいいなぁと思ったのが、メダカとこけです。
物欲とは違う、これいいなぁという感想。



うちにもあるといいなぁ、このいいなぁを持続するためには買わないのです。
そして、帰ってからもいいなぁと思っているのです。

いいなぁ。買えばいいのに。いや。
と一人の頭の中で会話して次の目的地に向かいました。



ここから２０分ぐらいで付くでしょうか、久万高原町の直瀬というところに向かいます。



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