師走の追い風

　「月半分は出張で留守」の家庭形態が、夫の定年まで続きましたが、今は彼が一日中家を空けるのは稀（まれ）です。
その稀のひとつが野球部納会で、年次報告、宴会、宿泊、翌朝の技術講演会、練習へと続きます。
昨日はその日に当たりました。
昔は留守日をゴールデンに思いましたが、今はそれもありません。
申し訳ない表現ながら、夫はある種、生活の「セコム」で、その存在は老女の安心を買っています。
昨日は門灯、玄関灯、廊下の明かりも点燈して、自分を守りました（笑）

昨日もＴＶで色々な「夫」を拝見しました。
頑固一徹ガチガチに固まってしまった貴乃花親方、妻の不倫疑惑を笑顔で受け答えをする元アイドル歌手、離婚勝利宣言をする女優の向うの、姿の見えない船越 英一郎。

どれもしんどいだろうなぁと、（見ていても）青色吐息です。
不倫をする気も離婚をする気も、私にはそんな元気はありませんが、連れ合いが頑なに道を曲げない（笑）生き方も困ります。
あの道、この道、戻り道、幾通りもの道があるからいいのだと思っているわたくしは、家内が臥せっていたら、今日の練習だけでも休んで帰ると思うのに、Ｊにその想像力はありません（笑）

何事も無く夜が明けましたので、今夜の心配をしないで、今日も色んな事を見聞きしながら、Ｊの帰還を待ちたいと思います。



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