東北関東大震災から今日で1週間経つというのに、避難所へは救援物資が全く届かないという状況が続いています。今朝のNHK解説員の説明によると、阪神淡路大震災の時と比べてみると被災者数はいずれも30万人前後と同じぐらいなのに対して、今回は避難所数が2200か所と倍、被災区域は500km と5倍、という広域になっているのも原因だそうです。
関西の7府県から構成されている関西広域連合ではそれぞれ担当県を決めて支援活動を始めています。京都、滋賀は福島県、大阪、和歌山は岩手県、兵庫、徳島、鳥取は宮城県担当だそうです。義援金は赤十字やテレビ局などを通しても受付けていますが、支援物資は個人や小団体を通して送ると混乱を生じてしまうので、それぞれの自治体を通して寄付するのが一番良いそうです。私達兵庫県民からの支援物資は、兵庫県災害支援対策本部を通して宮城県の被災者に届けられます。
明石市役所や三木総合防災公園で未使用のコートやジャンパーなど防寒着の受付が昨日から始まりましたので、お知らせします。
明石市役所では23日まで(9~5時、土日祝も受付)、市役所2階にて。明石市で集めたものを、三木総合防災公園に24日に届けるそうです。詳細は078-918-5025
三木総合防災公園では持ち込み、あるいは郵送で24日必着で受付。こちらでは24~26日の期間、防寒着の仕分けをしてくださるボランティアも募集しています。
詳細については兵庫県のホームページ→★、救援物資の受け入れをしているその他の自治体についてはこちら→★をご覧ください。
関西に住んでいると津波はもちろん、大規模停電や放射能漏れも別世界のことのようで、テレビの映像を見てやるせない気持ちになるだけです。今の私達にできることは節電、義援金・支援物資の寄付ぐらいしかありません。少しでも地震被災者の支援につながればいいですね。