チャオ・ダル・マーレ  CIAO dal MARE    (旧キッチン・マーレ)

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9月27日の洋食@明石

2012-10-05 | 料理教室顛末記

秋のメニューって考えてもまだまだ日中は汗ばむ陽気で、旬の食材がもう一つぴんとこない。中途半端な気候に合わせて中途半端なメニューになりましたが、前菜は南アメリカ、ペルーの伝統料理、生魚をライムとレモン汁でしめたセヴィチェをもってきました。

  • びんちょう鮪のセヴィチェ
  • きのこのクリームスープ
  • チキン・カチャトーレ
  • かぼちゃと鳴門金時のオーブン焼き
  • アーモンド・マフィン・ケーキ ~マロン入り、プルーンとクルミ入り

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本場では白身魚を使いますが、この日はびんちょう鮪を使いました。あと鮭もいいですね。カルパッチョとの違いは、こちらは全く油が入らないってこと。紫玉ねぎ、トマトも加え、冷蔵庫で十分冷やしておきます。タバスコをたっぷりかけるとピリッと爽やかな辛さ。香菜のみじん切りを加えるとなお美味しいので、試してみて下さい。

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Dsc_2742_2秋といえばきのこ。いろんな種類のきのこを使って作るスープです。この日はしめじ、舞茸、椎茸の三種類を使いました。特徴は牛乳のかわりにチキンスープを使い、白ワインが生クリームと同量、結構たくさん入っていること。おつな味に仕上がりました。欧米では秋になると野生のきのこ狩りをする人が多く、店でも天然のきのこが一杯並びます。だから日本のきのこは香りがあまりなくて物足りない。。なので、椎茸を入れることをお勧めします。
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イタリア料理のチキン・カチャトーレは猟師風って意味らしいから、猟師たちが仕留めた鳥を鍋でぐつぐつ煮込んで食べたことに由来してるのかしら。缶トマトではなくて生トマトを使った方が色は薄いけれど、グンと美味しい。白ワインとニンニクのほかはスパイスもハーブも入らないのに驚くほどいい味が出ます。ここにやはりきのこも投入。こちらにはマッシュルームとしめじ、味のアクセントにオリーブも加えてみました。

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添え野菜にはかぼちゃと鳴門金時、玉ねぎのロースト。きれいに三段に敷きつめてもらったけど、早く食べて帰らないといけない生徒さんがいたので、火の通りがよくなるように結局全部ひっくり返してしまいました。オリーブオイルをたっぷりかけてね。

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デザートは、小麦粉を全く使わないマフィンです。アーモンドプードル、バター、卵がたっぷりと入ったリッチなケーキは、味もリッチ。美味しいよ~!でもカロリーも高いので、S サイズのマフィンカップで焼きました。

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この歳になると美味しいものを一口だけ食べたいんだよね。マロン入りとプルーン&クルミ入りの二種類焼いたけれどみんな一つは我慢してお持ち帰りにしました。

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夙川の有名洋菓子店「ミッシェルバッハ」にいたパティシエが伊川谷に店をオープンしたそうで、F さんがクッキーを買ってきてくれました。ミッシェルバッハのクッキー・ローゼと見た目全く同じじゃん!って思ったけれど、食べると違いが歴然。こちら「ベルグバーン」ではアウゲンと呼ぶこのクッキー、本家よりも少し固め、形も少し分厚くいびつで、繊細な職人技の精密な薄さと形の整い方には欠けているけれど、味は悪くなかったよ。わざと全く同じにならないようにしているのかな?夙川まで行かなくても買えるようになったのは魅力ですね。慌てて帰っちゃったF さんは自分が持ってきたのに味見もできず。。ご馳走さまでした!

★さて、ここからはお出かけ情報です↓↓

この三連休(6日、7日、8日)、メリケンパークでは3回目の「インディア・メーラー」が開催されます。印日交流イベントとして2010年に始まったインドのお祭りですが、今年は印日国交樹立60周年だそうなんで大規模かも。ステージではインド舞踊や歌、神戸の有名インド料理店もたくさん屋台を出していて、楽しいよ。イベント・プログラムはこちらをチェックしてみてね。→ India Mela 2012 余談ついでに言うと、現在の在大阪神戸インド総領事、ヴィカス・スワループ氏は映画『スラムドッグ$ミリオネア』の作者なんだよ。

そしてもう一つ私が興味をそそられているイベントは、やはり6日から始まる「第1回大阪ごはん映画祭」。食がテーマになっている映画が21日までの期間たくさん上映されます。要チェックです。ああ忙しいなぁ。。→ 大阪中之島ごはん映画祭

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最近、日の出30秒観察に母娘ではまっています。秋の空もきれいだけど、海から昇る朝日もまた美しい!