今日11月25日は第二回神戸マラソンの日。ぐずついていた連休の天気も今日は快晴、秋色に染まった木々とルミナリエの設置工事の中、二万人のランナーがスタートを待っているところです。こうやってみると山と海に囲まれた神戸は本当にきれいだなぁ。
今週の神戸と豊中ではデザート以外は同じ中華のメニューにさせてもらったので、料理教室顛末記は合体編です。
- 牡蠣の春巻き
- 海老とれんこんの春巻き
- 白菜のミルク煮
- 手羽元とかぶの炒め煮
- 卵とねぎの炒飯
- 黒ゴマのおしるこ / かぼちゃのケーキ
変わり春巻きを二種類。牡蠣と春菊を巻いたものは、私の母のレシピ。レシピというのもおこがましいほど簡単なものだけど、今回は水分が出にくいように前もって牡蠣にたっぷり片栗粉をまぶしておきました。これでうまくカリッとさを長持ちさせることができ、少し時間がたってもべたつかずに美味しくいただけました。
最近れんこんがとても安いので、海老とともに大きめの粗みじんにして下味をつけ、大葉とチーズと巻いてみるとものすごく美味しい春巻きになりました。食感もいいし、チーズの塩味とコクがアクセントになってなかなか良い一品に仕上がりました。
豊中教室にはオーストラリアのパースから一時帰国中の U ちゃんも参加してくれ、5か月ぶりの再会で嬉しかった!向こうでは春菊もれんこんも手に入らないってことなので、春菊の代わりにルッコラやクレソン、れんこんの代わりにアスパラや堅いアボカドなんかで試してみてね。
旬の白菜をさっと炒めて中華スープと牛乳で煮たらほっこりと温まる白菜煮になります。彩にハムを散らすといいね。
もう一つ旬の野菜、かぶらを使って鶏の手羽先と手羽元の炒め煮。正統派の中華料理に栗と骨付き鶏を煮込んだものがあるのですが、栗は面倒だからかぶで応用してみました。かぶはすぐに火が通って溶けてしまうので、先に油で炒めておき、煮込みの後半で加えるとうまく仕上がります。葉の部分も油と塩を少したらした熱湯でゆがき、このように添えると立派に主役をひきたててくれます。生姜と白ネギがたっぷり入っていて、これも温まる一品です。
究極の卵とねぎだけの炒飯、だけどとっても美味しいんだよ。みんな口を揃えて、これがうまく作れるようになりたい!と言ってたけど、数をこなせば上手になります。ごはんは温かいものを使って、最初はテフロンのフライパンで強火で練習してみてね。U ちゃんが、「『料理は三回作らないと自分のものにならない』、ってパースで習いに行ったイタリア料理の先生が言ってたよ。この言葉使いなよ。」と教えてくれました。はい、その通りだと思います!彼女もキッチン・マーレで習った煮豚と五目和えそばをパースで素材を代え、調理器具を代え、三度目の正直で成功させたようです。
神戸教室のデザートはすりごまを使ったおしるこ。白玉団子作りが散々となりましたが、味に支障はなかったのでドンマイ。「こんなとこ母に見られたら何を言われるか分ったもんじゃないわ」というT さんのつぶやきが実に的を得てたね。私達の母親世代が私達の年齢の時にはもっと大人だったように思うし、いろんなことを今の私達よりも上手にこなしていたように思うのは、私だけではないはず。これって一体何故なんだろうね。自分の子供達が同じように感じてくれるのは期待できそうにないから、ただ単に昔の人は偉かった、とひとくくりにはできない何かがあるね。
で、話をおしるこに戻すと、上に練乳をかけてみると新たな美味しさ発見でした。
豊中教室ではかぼちゃのケーキ。大絶賛していただき嬉しいです。超簡単で美味しいのでじゃんじゃん作ってね。
A さんの京都土産は季節感たっぷりの「京都・北山・マールブランシュ」のお菓子。かえでの蜜パイにごまカラメルパイ、そして干菓子をイメージしている四季のマカロンとムラング秋バージョンはフランボワーズ風味の桔梗とココナッツ風味の白い雲。食べるのもったいないね~と言いながらほおばりました。ごちそうさま!