冷たい西風を背に受けながら、坂道を自転車で上がってくる母子がいます。きっと幼稚園に向かっているのでしょう。荷台に積んだ子供用の椅子の取っ手は小さな手でしっかりと握られて、やや顔は下向き加減です。ピンクの目出し帽から目に映るものは、自転車を力強くこぐ母の背中だけ。母はどんな日も、どんなところでもサドルから立ち上がらず力強くペダルをこいでいます。それでも粉雪を伴った西風は二人に手加減無く吹き付けます。寒そうだ・・だがこの子の目に映っている背中は、暖かい愛情で覆われています。親の後ろ姿にこそ、どっしりとした説得力あるメッセージが詰まっていますよね。(近頃口数の多いことに反省するK1)
また、ふとすれ違った対向車には、携帯電話をいじりながら足を投げ出している学生服の子ども。ただハンドルを握る母。暖かそうな車内に漂う冷ややかな空気。
だから余計に毎朝微笑ましい気持ちにさせてくれる、自転車の母子に心からエールを送ってしまうのです。幸多かれ,
と!
また、ふとすれ違った対向車には、携帯電話をいじりながら足を投げ出している学生服の子ども。ただハンドルを握る母。暖かそうな車内に漂う冷ややかな空気。
だから余計に毎朝微笑ましい気持ちにさせてくれる、自転車の母子に心からエールを送ってしまうのです。幸多かれ,
と!