城郭探訪

yamaziro

草津城  近江国(草津)

2014年09月21日 | 平城

資料に登場するも詳細は不明の城郭跡

草津宿本陣に程近い城

城のデータ

所在地:草津市草津3丁目6  map:

区 分:平城 

現 状:民家

遺 構:

築城期:

築城者:

駐車場:路上駐車

訪城日:2014.9.18

お城の概要

JR草津駅からほぼ線路沿いに大津・京都方面へ進んだところに、国指定史跡である東海道53次の52番目の草津宿(くさつじゅく)本陣がありますが、その付近にあったとされるが草津城になります。

江戸時代の宿場町を思わせる街づくりで辺りは舗装・整備されており、草津城周辺と考えられいる一帯も住宅地で、中世城郭跡としての往時を偲ぶ雰囲気や、遺構などは残念ながら残っていません。

また石碑や解説板の類も用意されておりませんので、正直本当に城跡に行ったと言えるか不安になる場所です。

歴 史

草津城は「日本城郭大系」にも登場はしますが、「近江の顔・近江の城と古戦場」に収録されているが詳細は不明とのみあり、築城者やその時期などは分からないようです。

 

草津周辺には他にも戦国時代を駆け抜けた城跡は多く、その多くが近江守護だった佐々木六角氏に仕えていたことから、草津城も実在したれば、同じ運命を辿っていたのでは。

 

参考資料:近江の城、日本城郭体系、

 

         本日も訪問、ありがとうございました。感謝!!                                                                                <iframe src="http://bc.geocities.yahoo.co.jp/bc/no/382116061" frameborder="0" marginwidth="0" marginheight="0" scrolling="no" width="0" height="0"></iframe>


高嶺中城 近江国(甲賀)

2014年09月21日 | 丘陵城

城のデータ

所在地:甲賀市甲賀町高嶺  (旧甲賀郡甲賀町高嶺)  map:http://yahoo.jp/nVt0Cq

区 分:丘城  

標 高:255m  比高差:30m 

現 状:山林

遺 構:郭・土塁・堀・堀切・郭・竪堀

築城期:室町期

築城者:高峯蔵人

駐車場:路上駐車

訪城日:2014.9.17

 

お城の概要

基本構造は、中心に曲輪Ⅰと周辺に曲輪Ⅱ・Ⅲからなる。

曲輪Ⅰは、東西40m×南北50mの長方形に近く土塁が四方に構築され丘陵続きとなと南側は高さ3mを超える。主郭に接する北西・南西に派生尾根上に削平された曲輪Ⅱ・Ⅲを認める。曲輪Ⅲは規模も南北20m×東西40mを図る。曲輪Ⅰは、南側の堀切は大規模で、土橋状遺構も確認できる。両端には竪堀になって斜面をくだる

虎口cの外に曲輪Ⅱあり現状急勾配で主郭の付属遺構と考える。

歴 史

この高嶺の地区六城(高嶺北城・高嶺中城・高嶺東谷城・伊賀見城・高嶺山城・高嶺南城)の本城と考えられる城で、高嶺氏の城砦郡であり、高峯蔵人の城と言われます

高峯氏は伊賀との国境を守るため、六城を構築したようですが、天正年間に滅びたとされるようです。

 

高嶺中城 (遠景)

参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、淡海の城、甲賀の城、

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