大光寺
山門
歴 史
以前は、現在の南側の谷に所在する大光寺の前身である大興寺があったと云われ、
応仁の乱を避け信楽庄に避難した近衛政家がこの寺に応仁2年(1468)8月19日から10月19日の二ヶ月間にわたり滞在したとの記録が残り
政家の対面の場となった「清故庵」は、城の東、丘陵先端部にある清光寺の位置と伝えられている。
鎌倉時代の公卿・近衛家基は右大臣を経て、1289年関白となり、1291年に関白を辞して信楽荘小川に隠居し1296年この地で亡くなっている。家基の孫がこの地の豪族・多羅尾氏の始祖になる。大光寺には近衛家基の墓があり菩提寺となっている。
大光寺は737年行基によって開創されたと伝わる古刹である。
・寺名:大光寺(だいこうじ)
・住所:甲賀市信楽町小川1137 map:http://yahoo.jp/VMr-VC
・山号:現聖山
・宗派:真言宗智山派
・開基:行基
・開創:737年
・本尊:地蔵菩薩
・境内:市指定史跡
・庭園:小堀遠州作
訪城日:2016.2.8
大興寺遺構
大光寺へ下りた。
多羅尾氏の墓所
近衛家の墓所
本坊
参考資料:滋賀県城郭分布調査、遺跡ウォーカー、大光寺説明板
本日も訪問、ありがとうございました!!感謝!!