城郭探訪

yamaziro

中ノ城 近江国(信楽 小川)

2012年09月03日 | 山城

お城のデータ

別 称:小川城の支城 

所在地:甲賀市(旧甲賀郡)信楽町小川 map: https://yahoo.jp/bY2XY2 

区 分:山城

標 高:400m   比高差:70m 

現 状:山林・中腹

遺 構:曲郭・土塁・堀切・石垣・案内板

築城期:室町期・・嘉吉三年(1305)

改築期:織豊期(天正年間)

築城者:鶴見伊予守定則(道宗)

改築者:多羅尾光俊

廃 城:文禄四年(1595)

駐車城:清水寺の駐車

目標地:清水寺・バス停

訪問日:2012.8.31

お城の概要

山すそに集落東側の「中之城」の案内があり、ここから登れます。5分程度で主郭に到達します。尾根先端を削平し、尾根は大きな堀切で切断されていて、郭の尾根側(堀切)は削り残しの大きなコの字状の土塁が残っていました。この郭は、幅10m×長さ10mくらい。監視の城というより出撃城・出丸・物見櫓ヵ。この中之城から堀切の先の尾根をさらに登っていくと小川城に到達します。この間、小郭が二箇所、堀切が連続して数箇所認められます。本城と支城の連絡道がきれいに残っている。中之城から小川城まで1.5Kmと表示ありますが そんなに距離は感じません。

小川城がら中の城へ1.5km(檜の植林の中、薄暗く一人では、滑落や事故の無いように)

小川城の主郭を見上げる

尾根道であるが、土塁が畝状にいくつも!

ここから「中の城郭」域です。

中の城址~小川城への案内板・・・ここを下って行きます。

大堀切

竪堀も左右に大きく、はっきりと!

大堀切(深さ5m)

この上が中の城主郭で狭い

この道下れば集落、西の城へ

主郭

 山すそに集落東側の「中之城」の案内があり、ここから登れます。5分程度で主郭に到達します。尾根先端を削平し、尾根は大きな堀切で切断されていて、郭の尾根側(堀切)は削り残しの大きなコの字状の土塁が残っていました。この郭は、幅10m×長さ10mくらい。監視の城というより出撃城・出丸・物見櫓ヵ。この中之城から堀切の先の尾根をさらに登っていくと小川城に到達します。この間、小郭が二箇所、堀切が連続して数箇所認められます。本城と支城の連絡道がきれいに残っている。中之城から小川城まで1.5Kmと表示ありますが そんなに距離は感じません。

尾根道の横の登山道を小川城へ登りです。

小川城に戻って着ました

小川城虎口から10m程に4~5台は駐車可です。途中3ヶ所の駐車可のスペースがありますが、林道の為対向車がくれば・・・!と心配です。

この階段を登れば鉄塔へ(林道から)東向かって、車に戻る途中です。右上に、送電鉄塔はっきり平削した形跡が・・・林道を車まで戻ります

参考資料:滋賀県中世城郭分布調査、甲賀の城

今日も訪問ありがとうございました。


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